本日早朝、
イスラエルとハマスが停戦に合意した、とのニュースが飛び込んで来ました。
停戦は三段階にわたって行われる予定で、
第一段階は 19 日に発効され、
6 週間続くとのことです。
これが上手くいけば、
現在ガザ地区の人口密集地に居るイスラエル軍は撤退し、
大量の緊急援助物資が運び込まれ、
ハマスに捉えられている人質のうち 33 人が解放されると同時に、
イスラエル側に収監されているパレスチナ受刑者数百人が解放される、
とのことです。
その後に第二~第三の停戦期間が発効される予定で、
最終的には人質全員が解放される段取りとなっています。
約束が守られれば、の条件付きですが・・・。
で、合意が発表された本日、早くもイスラエルの爆撃があり、
71 名が死亡した、との情報も流れてきました。
もちろん発効前ですから戦闘は未だ続いているわけですが、
ポツダム宣言を受け入れた後も日本全土の都市を空襲し続けた米軍を
想起してしまいます・・・。
いわんや 8 月 15 日以降も戦闘を拡大したソ連軍をや・・・。
で、現在飢餓に直面しているガザ地区住民にとっては
取りあえずは歓迎すべき決定ではありますが、
果たして両者、
このまますんなりと完全なる終戦にまで進んでいくのでしょうかね?
ま、第三者的には傍観していくしか仕方がないわけではありますが、
そもそも論として、
一体全体、ハマスは何をしたかったのでしょうかね?
人質数十人を解放することによって
パレスチナ受刑者数百人が解放されるのですから
「これはお得な DEAL だ!」
とでも思っているのでしょうかね?
その数百人を解放するために、
これまでに 4 万 6 千人のパレスチナ住民が死亡しました。
ハマスはこんな簡単な算数も出来ないのでしょうか?
この 4 万 6 千人という数はハンパじゃないです!
ざっと、ウクライナ軍が発表した自国の兵の死亡数に匹敵する数値です!
今現在センセが読んでいるノモンハン関連の本が指摘する
日本軍とソ連軍を合わせた戦死者総数よりも圧倒的に多いのです!
イスラエルより開放されるパレスチナ人受刑者の中には
ハマスに関連する連中もいるでしょうから、
穿った見方をすれば、結局、
少数の自分たちの仲間を解放するために、
数万人にものぼる「自国民」を人身御供として捧げた、
ということになります。
これに加えて「自国」はテッテ的に破壊され尽くし、
復興には数年はかかるでしょうし、
あるいはそもそも復興するのかが疑問ですし、
復興するとしたら誰が金をだすのか、それも疑問です。
ネタニヤフとお友達で、
かつアメリカ・ファーストのトランプが
パレスチナの復興費用を気前よく出すとは思えない・・・。
国連が乏しい町内会費から出すのでしょうかね?
肝心のイスラエルが出すのでしょうかね?
自分たちが破壊したから自分たちが出すのが筋だとは思うのですが、
もちろんネタニヤフの論理は異なります。
いずれにしましても、
この戦争の発端となったハマスの意図が皆目分かりません。
結局のところ、
これまで溜まりに溜まっていた「イスラエル憎し!」の感情が
はけ口を求めて一気に噴き出した、
あるいは
「今月のウクライナ-216」でご紹介したシンワル氏や、
レバノン・ヒズボラの指導者や、
彼らの背後で糸を引いているイランの指導者らの思惑につられて
武闘派~強硬派が暴発した、
あるいは
「イスラエルの非人道的な振る舞いを白日の下に晒す意図があった」
などという説も一部ではあるようですが、
それは結果論と言うものです。
加えて、今後、ハマスが存続するのかどうかも分かりません。
パレスチナの住民が未来永劫にイスラエルを憎悪するのは理解できますが、
このような状況に自らが置かれる原因を作ったハマスという組織に対しては
彼らは本当のところはどのように思っているのでしょうかね?
今後も支持していくのでしょうかね?
憎しみの連鎖は、未来永劫に続いていくのでしょうかね?
それが「神のみこころ」なのでしょうかね?
「神」って、自分たちで作った概念なんですけどね WWWWWWWWW。
本日、北のキムくんが日本海に向けて超音速型のミサイルを撃ち込みました。
彼の国も今日が仕事始め、ということなんですね WWW。
さて、クルスクに送られていたひき肉軍団ですが、
ここにきてお代わりが必要になってきたかも知れません。
これまでにおよそ 1 万人強の兵隊さんが送られたと言われてましたが、
新年のゼレンスキー大統領の発表によれば
すでに 3800 人程度が死傷したとのこと。
これが本当であるならば、もはや部隊の態を成していない状況です。
クルスクでの北朝鮮兵に関しては色々な情報が飛び交ってます。
与太話も多いかと思います。
けれどもウクライナのドローン映像も数多くネット上で出回っており、
それらを見る限り AI によるフェイク画像とも思えないので、
やはり相当に悲惨な形で消耗しているようです。
ひき肉軍団がクルスクに送られてきたとき、ネット上では、
「やれ嬉しやとばかりに集団で投降してくるのでは?」
との観測もありましたが、
これだけボカスカやられているのに投降してくる兵士がほとんどいない・・・。
「家族が人質に取られているからだ」
との見方もあります。
確かにある程度は正しい見方だとは思いますが、
一方で、やはり徹底的に鍛えられて来た「暴風軍団」なので、
昔の日本兵と同じで、そもそもが投降なんぞしない、
との見方もあります。
ホントのところは分かりませんが、ただ、
エリートである暴風軍団がこのように消耗してしまっては、
北朝鮮としてはヨロシクないのじゃなかろうか?
やはり最前線にいるのはひき肉軍団であって、
エリート軍団はひき肉の背後で督戦している、
といういつものパターンじゃないのでしょうかね WWWWWWWWW。
前から後ろからひき肉にされては、コリアたまらんでしょうね WWWWWW。
ウクライナ軍がクルスクで攻勢に転じ、
ロシア~北朝鮮兵に大きな打撃を与えている、との新情報が入ってきました!
ロシア側からの情報なので、間違いはないと思います。
ただし、この反転攻勢、いつまで続くでしょうかね?
ドネツク方面では相変わらずの人海戦術ではありますが、
ロシアがジリジリと押しており、
要衝のポクロフスクは包囲されつつあるように見えます。
ここを落とされては
ドネツク州全土が一気に持っていかれる可能性があります。
ウクライナ、ロシア双方ともに、
トランプ就任に向けてのせめぎあい、というところでしょうが・・・。
ウクライナ兵の脱走事件も報道されてます。
特にフランスで訓練を受けていた機械化旅団の兵が
1700 名も集団で脱走した、とのことです。
ただし、単に臆病風に吹かれて脱走したのではなく、
何らかの指揮系統の食い違いに嫌気して前線から離脱した、
という情報もあります。
ホントのところは良く分かりませんが、
ウクライナ人もまた、
長引く戦いに嫌気がさしつつあることは確かなようです。
特にロシア語を話す東部地区の住民の間では、
いわば「隠れロシア派」とでも呼ぶべき人たちも数多い、と言われてます。
戦争も 3 年目に突入した両国ではありますが、
興味深い点として、
この間(かん)、ウクライナに引かれているパイプラインを通して、
戦いの最中でも天然ガスが欧州各国に供給されていました。
ロシアのガス供給パイプライン
どこでこの図を手に入れたか、忘れてしまったので、
申し訳ないけど無断で使わせていただきます。感謝
ウクライナには中継地としてガスプロムから経由代が支払われ、
ガスプロムは供給元として欧州各国からユーロを獲得し、
欧州各国は厳冬期のエネルギーを得るという、
いわば三方一両得の関係にありました。
ナンか、不思議なカンジもしますが、
実際の戦争とはそんなもんなんでしょうね。
で、ウクライナ、先だってガスプロムとの契約更新を破棄した!
結果、ウクライナは中継代金は得られないが、
ガスプロムはウクライナ経由のパイプラインを通じての供給はできない。
従ってここからの利益は得られない。
ゼレンスキーはそれを狙って契約更新を行わない。
要するに、肉を切らせて骨を断つ、ということだ。
パイプラインはウクライナ経由だけではないし、
エネルギーの供給元もガスプロムだけではないので、
余裕のある欧州の国々は代わりの方法でエネルギーを獲得する。
一方、余裕のない国は大弱りで、
スロバキアなどは怒ってウクライナを強い調子で非難している。
さらにはウクライナと国境を接するモルドバは大弱り。
「今月のウクライナ-19」で紹介したモルドバは、
ウクライナとの国境地帯に沿ドニエストル共和国という
何とも中途半端な地域を有する。
この国には多くのロシア人がおり、当然ながらロシア寄り。
で、この国のエネルギー供給のほとんどが
ウクライナ経由のパイプラインを通してのガスなので、
連中、ロシア寄りであるにもかかわらず、
今現在、この厳冬の最中、暖房が使えない状況。
それだけじゃなく、
沿ドニエストルはロシアからの天然ガスを利用して電力にし、
これをモルドバに供給して生計を立てているので、
生計が断たれるのと同時にモルドバとしては電気が得られない状況。
さらに複雑なのが、
モルドバ自身がガスプロムに対して多額の未払い債務を有しているため、
ガスプロム自身が他のルートでもモルドバには供給しないと言ってる。
何とも複雑な状況で、
ウクライナの決定が欧州各国に波紋を広げている・・・。
「今月のウクライナ-19」で紹介したロシアの飛び地、カリーニングラード。
ここを拠点としてロシアの特殊部隊が暗躍しているとの情報も。
ただし本日は少し書きすぎてセンセはいささかお疲れ気味なので、
このお話はいつかそのうちに!
自分のドラ息子に恩赦を与えたついでに多数の死刑囚を減刑し、
今度はイタチの最後っ屁とばかりに
日鉄の US スチール買収を阻止したバイデン!
対するトランプ、
女性問題で有罪の判決を受けたが執行されない可能性が!
なんだよあの国は!!!!!!
何が民主主義の国だよ!何が公明正大な司法を有する国だよ!
笑わせるんじゃないよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いつもはこころ穏やかで口汚く罵ることもないセンセではありますが、
いやもうちょっと頭にきたわ、さすがに!
被害者そのものもさることながら、残された遺族の感情なぞガン無視!
逮捕~立件に多大なる労を重ねた数多くの担当者の努力もガン無視!!
凄腕弁護士を雇うことのできる大金持ちは幾多の犯罪もなんのその!!!
同盟国たる日本が倒産寸前の会社を助けようとすると
「国益に反する」だとお?
これは相手側の経営陣も強く要請してきた案件だわ!
ハッ!
ならば倒産すればよいわ!その代わり、違約金なんぞ払わんぞ!
関税をかけるだとお?
ならばこちらもかければよいわ!
みんな一緒にがんじがらめになって、戦前のブロック経済に逆戻りだわ!
そもそもが自由貿易主義体制~グローバリゼーションを唱え、
推進してきたのはどこの国の方々でしたっけ?
ブレトンウッズ体制を整え、戦後の世界経済復興を推進したは良いが、
自分の都合が悪くなったらサッサとひっくり返したのは誰でしたっけ?
JAPAN が NO.1 になりそうになったときに
ハンマーで日本車を叩き壊して自国への工場移転を促したのは
いったいどこの連中でしたっけか?
もう分かった、あの国がどういう国なのか。
化けの皮が剝がれた、と言ってもよいわ!
日本人全員が分かったのではなかろうか?
ことによると、単純にセンセが遅かったのか?
まだまだセンセは人間が甘いのだろうか?
トランプの演説の舞台で飛び跳ねてはしゃいでいた
世界一の大金持ちがいたっけな!
とんでもない額のお金を選挙資金としてばらまいてたな!
共和・民主両党に常日頃から莫大なお金をばらまいている某国家は
現在某地区でやりたい放題!
某首相、●● 腺を摘出したとのことだが、
幼少の割礼時に良心も一緒に摘出したに違いあるまい。
日本の某 IT 企業の大物も嬉しそうにトランプに貢いでいたな!
見ているこちらが恥ずかしくなるほどに嬉しそうであったわ WWW!
21 世紀になって以降、世界はより進歩~平和の方向に向かうどころか
中世に後戻りしつつあるように見えます。
金と力のみがものを言う世界です。
国連を始めとした国際機関は完全に形骸化して無力そのものです。
おかげでセンセはこのところ毎日アタマに血がのぼって血圧も上昇!
やっぱし世界ニュースなんか見ない方が良いね!
サッサと引退して田舎に引っ越して、心穏やかに過ごすのが一番だね!
でも、ここ坂城以上の田舎って、あるのだろうか WWW?
次回はウクライナの近況を述べて、
戦争の終末点について考えたいと思います。
皆さま明けましておめでとうございます。
センセは元日に埼玉の姉の家へ行き、
例年のごとく親類縁者うち揃ってお正月を祝ってまいりました。
甥っ子姪っ子はとっくにお年玉を卒業しておりますので、
彼ら彼女らの子供たちに配ってきましたが、
センセは累進加増制度を採用しているので、
年を追うごとに負担もままなりませぬ・・・。
特に最年長者は現在大学院 2 年目で、
今年はスペインの国際学会で発表するとのこと。
それはヨロシイが、院を終了後、
さらにハーバードやケンブリッジに留学したいと言い出したら
センセのお年玉の額も天文学的になるやもしれず、
「ひやあ~~~!」と嬉しい悲鳴をあげるかも・・・。
で、2 日には早くも帰宅の途につきましたが、
大宮から乗った北陸新幹線「はくたか」は超満員!
指定席が予約できなかったので仕方なく自由席のキップで乗ったのですが、
込み合い具合が最も少ないだろうと考えて
1 号車の最後尾に並んで列車の到着を待っておりました。
で、到着した列車はすでに超満員・・・。
平日午前 8:00 の山手線そのものでありました。
で、親類縁者のみんなからもらった年賀はリュックに入りきらず、
重い手荷物を抱えたセンセはギューギュー詰めの中、
1 時間以上も車内でおしくらまんじゅうしてました。
車内で飛び交う言語には英語あり、中国語あり、ベトナム語ありで
国際色ゆたか!
来年はもっと早くから予約しておかねばならない、と、
決意も新たにしたセンセでありました。
なお、今年は姉の家に入れ歯を忘れることもなく、
満員の新幹線は別にして、
問題なく帰宅できたのは幸いでありました WWW。
下に、新年の研究所の初日の出の写真を載せたいと思います。
でも寒い朝に早起きするのは嫌なので、
先日の晦日前に撮影した夕日の写真を載せました。
どうぞ初日の出だと思って拝んで下され WWW!
では、今年もよろしくお願い申し上げます。
先週のクリスマス・イブには坂城でも雪が降り、
ホワイト・クリスマス・イブとなりました。
本日は大晦日・イブ。
まことに早いものですね。
光陰矢の如し!
センセなんぞは
池塘春草の夢の日々を未だ醒めもせず数十年も送ってきましたが、
階前の梧葉はすでに秋声を過ぎてすっかり葉も落とし、
枯れ枝には雪が積もるありさまです。
ホワイトクリスマス・イブの研究所
さて、
このところの世界では取り立てて驚天動地の動きは見られませんが、
飛行機事故が立て続けに二回生じました。
始めはアゼルバイジャン、お次は韓国で。
アゼルバイジャンの時は、当初はいわゆるバード・ストライク、
鳥の吸引による打撃~損傷であるとの説明でしたが、
機体の損傷跡や生存者の証言などから否定論が多く、
早くから対空兵器の可能性が指摘されていました。
ほどなくプーチンはロシアの関与を認めて潔く謝罪しましたが、
珍しいですね!
現在のロシア南部はウクライナのドローン攻撃が相次いでいるため、
ロシアの対空地上部隊が誤って迎撃してしまったようです。
生存者が言うには、
「チェチェン上空でバン!と言う音が三回くらい聞こえたのち、
酸素吸入に困難が生じたために飛行機は緊急に降下し、
カスピ海上空を低空で飛行したのち、
カザフ共和国のアクタウ空港手前までナントかきたが、
力尽きて不時着~墜落した」ということらしいです。
恐ろしいのは、
本来であればチェチェン近郊の空港に不時着できたはずなのに、
着陸許可が下りなかったためにわざわざ対岸の空港に向かった、
という点です。
一部では、着陸させると迎撃したのがバレるから許可しなかった、
とも言われてますが、
これが本当だとしたら、
まことに冷酷非道な仕打ちだと言わざるを得ません。
仮にそうだとしたら、
「やはりロシアだ、やりかねないな」
で終わってしまうのでしょうが、
今回はどういうわけかプーチン氏、早々に過失を認めて謝罪した・・・。
2014 年のマレーシア航空機撃墜事件のときも、
もっと昔の韓国航空機撃墜事件のときも、
ロシアは決して謝罪なんぞはしてこなかったのに、
今回はどうした???
「今月のウクライナ-147」で書いたように、
アゼルバイジャンと隣国のアルメニアとは仲が悪く、
アゼルバイジャンの後ろにはトルコが、
アルメニアの後ろにはロシアがついていたはずです。
アルメニアは結局ナゴルノカラバフから追い出されてしまいましたが、
何の手助けもしなかったロシアに対してアルメニア大統領は大変お怒りで、
こういうことも含め、
ロシア近傍のコーカサス~中央アジアの国家群は
ロシアに対して不信感を膨らませつつある。
今現在、対ウクライナに全力をあげつつある中で、
自分の裏庭でボヤ騒ぎが生じるのは何としても避けたい、
ここは一つ正直に謝って穏便に済ませたい、
ということなんでしょうかね?
一方の韓国、
格安便の済州(チェジュ)航空機が高速度を維持したまま強制胴体着陸!
一気にコンクリートの壁に激突して爆発炎上!
お正月の羽田の海上保安庁の航空機事故を彷彿とさせる映像です!
犠牲者の数としては
羽田もアゼルバイジャンも比べ物にならない 179 名とのこと!
乗務員 2 名以外の全員が死亡した・・・。
一部報道では、
壁に衝突の際に飛び散っている物体、あれは乗客では?とのこと!
いや、セウォル号に次ぐ韓国大惨事であるのは間違いない!
これも原因として鳥があげられていますが、
これに対しても異論が出ている。
ボーイング 737 そのものに対して疑念が生じている。
それにしても、燃料を落とす間もなく、減速する間もなく、
いきなり高速のまま胴体着陸というのは、
よっぽど緊急性が高かった、ということなんでしょうけど、
詳しくは応答記録を解析してのちに分かることではあります。
また、今回はじめて飛行機の救難信号のことを「Mayday call」
と呼ぶのを知った。
ただしこれは英語の Mayday とは無関係で、
いわんや「♪ 聞け万国の労働者~!」とも関係ありませぬ・・・。
あ、こういうのもあるよ ♪
「歩兵の本領」ですね。
ただし、元歌は「歩兵の本領」よりも古く、
明治時代の旧制一高寮歌だと言われてます。
いずれにしましても、あの国のことですから、
そのうち政治問題化し、ローソク屋さんは今から大忙しかも・・・。
ユンたん、泣きっ面にハチの思いでしょうかね?
いずれにしましても、あの国のことですから、
そのうちやっぱり思い出したかのようにこっちを向いて、
「ニッポンガ~~~!」の雄たけびを繰り出すのでしょうかね?
いずれにしましても、両事故で犠牲となられた方々には
哀悼の意を表したいと思います。
黙祷!
坂城町でも昨日は平地で雪が積もり、いつのまにやら真冬の日々・・・。
若いころはそろそろスキーシーズンだ!とか思ったりしたものですが、
今ではひたすら冬ごもりの準備に余念のないオトコとなり果ててしまいました。
さて、あっさりと陥落したシリアのアサド政権ですが、
どうやらアサド軍自体にやる気が全くなく、
兵隊さんらは普段からまともな給与も食事も与えられず、
幾ばくかのお金を持っている連中は上官にワイロを送って兵役を逃れ、
いざ戦闘となれば、
サッサと軍服を脱ぎ捨てて戦場から離脱する兵士ばっかりだった、
とのことです。
シリアに駐留していたイランの軍人連中は
イスラエルのダマスカス空襲後にみんなイランに帰ってしまい、
アサド側に立って戦っていたヒズボラの連中もみんなレバノンに帰ってしまい、
当然ながらロシアはウクライナで忙しい、
と言う状況を利用して一気に制圧した、ということらしいです。
で、ロシア側は何とか反乱軍とコンタクトをとり、
交渉を通じて一旦はシリアから撤退する可能性大。
今後の駐留、あるいは軍港と空港の確保に関しては新政権との合意次第、
というカンジでしょうかね?
まだまだ先行き不透明なシリア情勢であります。
クルスク戦線で北朝鮮兵が攻勢を仕掛けて西部の村が陥落し、
ウクライナ側の兵士 300 人相当が死亡した、との情報が入ってきました。
最初の情報はロシアのブロガー由来とのことなので
どこまで正しいのか、眉唾ものでしたが、
その後にゼレンスキーが発表したところから、裏付けが取れました。
一説では北朝鮮兵は 2 km にわたる地雷原を突破したとのことですが、
それが本当だとしたら、
死亡した 300 人は北朝鮮兵だった可能性もあるような気もしますが・・・。
いずれにしましても、
1 回の戦闘で 300 人はナカナカの数だと思います。
漸くひき肉製造機が稼働し始めたようですね WWW。
もうすでに泥濘期を脱して戦場は凍結している状況でしょうから、
来年の 1 月 20 日に向けて
これからさらに陣取り合戦が過熱していく可能性があります。
特にロシア領であるクルスクはプーチンのメンツもかかり、
また、停戦時の交渉カードとしても重要ですので、
さらなるひき肉軍団の投入も大いに考えられますね!
トランプがウクライナによる ATACMS 攻撃を非難しているようですが、
そんなことよりも、
劇薬~毒薬ではありますが、
大統領になったらサッサとシェールを掘って原油価格を暴落させてくれ!
ウクライナが大変なのはみんなが知ってるが、
ロシアの戦時経済も今現在大変な状況なのだ。
ここは根競べの場面なのだ。
兵の枯渇から新たな動員をかけざるを得なくなったり、
さらなるインフレ、ルーブルの下落、金利の上昇、物資の枯渇によって
モスクワ市民の生活が目に見えて困窮化するようになったりすれば、
これはさすがにプーチンの支持率も大幅に低下する可能性あり!
ジョージアのさらなる擾乱など、おひざ元のボヤが拡大する可能性も!
加えてアサド一家の短期間の凋落を目の当たりにしたプーチン、
一歩間違えれば「明日のわが身」ということで、
この数日は、眠れぬ夜を送っているやも知れませぬ・・・。
ノーベル平和賞などとつまらぬことを考えてないで、
どうぞトランプ氏、
マコトのオトコならば、
そして本当にレーガン元大統領を尊敬しているのであるならば、
レーガンのように「壮大なる青写真」を描いて見せろ!
そしてそれをあのロシアの独裁者に突きつけて、
世界的規模の消耗戦に導いてみせろ!
ホントのオトコなら!
そしたらセンセも少しは尊敬してあげます WWWWWW。
見せかけの停戦をもたらして悦に入るようであれば、
これは戦前のチェンバレンと一緒だぞ!
ミュンヘン協定が何をもたらしたか、
彼に教える役目が共和党の正統派重鎮連ではないのか?!
何をやっておるのか、お前たち!!!
センセはお怒りだっ!!!
さて、シリアです。
短時間のうちに色々な情報が飛び込んで来ます。
まずは、アサド政権のこれまでの残酷な統治の実態が明らかとなってきました。
特に、政治犯を収容していた刑務所が解放され、
多くの独房の実態や拷問器具の数々などがネットで拡散されています。
まるで昔のポルポト政権を彷彿とさせる映像です。
政治犯の中には数十年にもわたって独房に入れられていた人々もいたようで、
この数十年の間に生じた出来事も知らず、「今浦島」状態であるとのこと。
アサド親子の独裁政権下では、ほんの立ち話~お茶話の中での
些細な政権批判のほのめかしだけでしょっ引かれた人々も多かったそうで、
中には年少者も多く居た、との情報もあります。
アサド政権、あるいは以前のサダム・フセイン政権も同じでしたが、
自国民に対して実際に毒ガス攻撃を行った連中です。
なるほど、これでは数百万にのぼる難民が生じたのも無理はありませぬ・・・。
一方で反乱軍による報復も生じているようで、
特に逃げ遅れたアサド一味に対するリンチが横行しているようです。
映像もありますが、凄惨過ぎて載せません。もちろん。
イスラエル軍は調子に乗ってゴラン高原を乗り越えて南部に侵攻し、
シリア軍拠点に集積されている武器弾薬~毒ガス兵器などを攻撃してますが、
これらが自国に対して使用されるのを未然に防ぐため、とのこと。
ま、せっかくの機会ですので、せいぜい無力化して下され。
シリア領内の残存ロシア兵力は反乱軍に包囲され、殲滅されるのでしょうかね?
いくつか軍艦もあると聞いてますが・・・。
プーチン氏、彼らを助けるために動くでしょうか?
今まさに天王山のウクライナですので、
動くに動けない状況だと思いますが・・・。
一方、反乱軍としては、
「一応目的は達成した。これ以上事を荒立てたくはない」ということで、
残留ロシア軍に対しては手を出さない可能性もあるとは思います。
今回の反乱の主体となったのは
トルコが後ろ盾となっている「シャーム解放機構」という名前の連中で、
元々はアルカイダ系だったそうです。
現在ではアルカイダのイメージを払拭するのに躍起だそうですが、
アルカイダのイメージを払拭するのに躍起であるということは、
政権の主導権を握ったあとは「現実的な統治を行う意志がある」、
ということを示しているのかもしれません。
いずれにしましても、
色んな連中がゴチャゴチャしている多様性に満ちたシリアですので、
おなじみのパターンである「内戦」に再び陥る可能性も大いにある訳です。
その際に、間近に迫った第二次トランプ政権がどのように動くのか、
これまた見ものではありますね!
一番頭を抱えているのがイランであるのは間違いありません。
もう、何をやらしてもダメですね、あの国は。
そもそもがなんで自国のシーア派の影響力を広げたいのか、
個人的にはそこがさっぱりわからない・・・。
そもそもがイランはあの地域の大国であるし、
歴史と伝統もありますし、
大層な油田もありますし、
平和にしとくだけで繁栄の可能性に満ちた国であるように思うのですが・・・。
人口も多いので、自国内のシーア派教徒だけで満足しないのでしょうかね?
ホメイニ師の残像がいまだ脳裏から離れない、ということなんでしょうか?
最後の手段として、最近では、お友達の北朝鮮を見習って、
ウラン濃縮に全力をあげているようですが・・・。
シリア難民に関しては、欧州では早くも新たなシリア難民申請の却下~保留や、
あるいは強制送還などが議題に上っているようです。
思い起こせば、現状の EU 内で見られる分断の多くが
この大量のシリア難民に対する受け入れの是非から生じたわけです。
以前にハンガリーの女性ジャーナリストが
自国に逃げ込んできたシリア難民に対して
跳び蹴りを加えている驚きの映像が流れていましたが、
あれを見て、
東欧の連中のメンタリティーは西側とは相当違うと感じたヒトは
多かったのではないでしょうか?
結局ハンガリー人はオルバーン首相を選びましたし、
大量難民受け入れのまさに音頭をとったメルケル首相のドイツでは
難民問題に端を発したオールタナティブ系の躍進が顕著となったわけです。
それにしても、今後のシリアがどうなるか、いまだ不透明ですので、
やれ嬉しやとばかりに直帰するのはいかがなものかと思いますが・・・。
ハナシは飛びますが、
ほとんど国の態を成していない国の代表たる例のハイチですが、
首都ポルトープランスのギャングのボスの娘が病気で死んでしまった。
親父がこれをブードゥー教の司祭に相談したら、
近くのスラム街に住む高齢者たちの呪いがかけられたので死んだ、
とのありがたいご託宣。
怒ったギャングのボス親父、
スラム街に手下を向けて手当たり次第に高齢者を皆殺し!
その数 180 人とのこと!!!
ブードゥ~~~!!!
シーア派、スンニ派、アラウイ派、ドルーズ派、さらにはキリスト教徒、
アルカイダ系、IS 系、これに加えてクルド人などなど、
まことに多様性に満ちたシリアですが、
この多様性が今後のシリアを占う言葉となっていくと思われます。
多様性、実に良い言葉ですね!
シリアの宗教的多様性にブードゥー教が加わればさらに多様性が増して、
この国はシリアがりにヨロシくなって行くやも知れませぬ WWWWWW。
先週の土曜日、
センセの卒業大学の一つである M 大で恩師の米寿の祝いがありましたので、
古希のセンセは飛行機で宮崎まで行ってこれに参加し、
日曜日に戻ってきました。
で、TV をつけたら、シリアのアサド政権が倒れている・・・。
「は?」
先週くらいから反アサド派による攻勢があったのは知ってましたし、
イスラエルが絡んでいる、トランプが絡んでいる、トルコが絡んでいる、
だのの噂があるのも承知してましたが、
いやまた内戦が再燃したのか?やれやれ・・・程度の認識でしたので、
大して注目もしておりませんでした。
が、いきなりアサドが逃げ出している・・・。
「は?」
アサドが乗った飛行機が消息不明となった!とか、
トランプとエルドアンがノーベル平和賞を狙って
ウクライナ戦争終結に向けて仕組んだ罠だ!とか、
こういうのがあると色々と与太ネタが必ず飛び交いますが、
今回の反シリア派の連中の背後にトルコがいることは確かなようです。
と言うことは、
トルコとイスラエルは仲が悪いので、
「ヒズボラに対するイランの援助を断つ目的でイスラエルが仕掛けた」説は
否定されると思います ※。
で、すでによたよたアヒル化しているとは言え
現状のアメリカはバイデン政権下にあるわけですから、
どんなに次期大統領としてのトランプ本人に影響力があろうとも、
現時点でこんな芸当がトランプに出来るとは思えませぬ・・・。
やるとしたらバイデンでしょうが、
アメリカ政府の動きを見ていても、
彼が黒幕として働いたようには思えませぬ・・・。
ならば、トルコが仕掛けた可能性が一番強い。
※ どさくさに紛れてイスラエル軍がシリア・ゴラン高原を越え、
首都ダマスカス近郊まで進軍しているとの新たな情報が流れてきました!
但し、これはどさくさ紛れの火事場泥棒であり、
センセのトルコ主犯説は変わりませぬ。
違ってたら、そのうち「ごめんなさい」します。
シリアの反政府勢力には色んな連中が居りますが、
例の超過激派組織 IS 系、クルド系、シリア政府軍からの離反者勢力、
アルカイダの残党などなどなど、が主なものでしょうか。
これらが離合集散を繰り返しながらこれまでシリア政府軍と戦ってきましたが、
元々ソ連時代からシリアとの関係が深かったロシアとしては
「欧米が背後にいる」、
とプーチンが考える「アラブの春」運動に対抗するためもあり、
ロシアはアサド政権側に立って軍事援助を行ってきました。
その後に超過激派である IS を叩き潰すために米軍が関与する形となりますが、
ここにおいて一時期、
ロシアとアメリカの利害が一致する奇妙な期間もあったのがシリア内戦でした。
で、シリアの不安定化の影響を最も被る国は何処かと考えれば、
それはトルコであるのは明らかです。
世界で最大のシリア難民を抱えるトルコですが、
これに加えて最近では国境沿いのクルド系過激派に動きがあるようで、
今回、ウクライナ戦争のために
シリアに対して十分な兵員を駐留させることの出来ないロシアの間隙を縫い、
自国の息のかかった勢力をけしかけて問題解決に向けて一気に動いた、
そしたら意外にも簡単に落ちてしまった、
エルドアン、「あれあれあれ~~~???(トルコ語で)」
と言うのが真相ではなかろうかと個人的には思ってます。
違うかもしれないけど・・・。
それにしても、
未だ刑務所のどこかに数千人もの政治犯が閉じ込められているとか、
アサドが逃げ延びたモスクワには
彼と彼の身内が保有する多くのゴージャスなマンションがあるとか、
町中に自分と自分の父親の銅像を建てまくるとか、
ホント、ここら辺の独裁者連中というのは
「絵」に描いたように見事にもあっぱれな独裁者ではありますね!
センセの世代では父親のアサドの方が印象強いのですが、
父親の後を彼が継いだ時には自由主義を掲げた「温和な」イメージがあり、
また、彼の奥さんも英国仕込みのエリートで、
彼が自国民を弾圧するようになると大反対して
英国に帰ってしまったような記憶があります。
記憶違いかも知れませぬが・・・。
少なくとも当時は独裁政治を行う人間には見えませなんだ。
これはキムくんも同じ。
スイスで教育を受けたキムくんでしたので、
あのような国のあのような独裁者になるとは思いもしませんでしたが、
あのようになってしまいました・・・。
こうしてみると、
どのようにしたら独裁者が生まれ、
結果として生まれた独裁者は独裁を維持するためにどのように振る舞い、
その振る舞いの結果から生じた結果に対してどのようなことを仕出かし、
最終的にはどのような結果となるのか、
我々は目の当たりに色々と学んでいる、
と言ってもよろしかろうと思います。
フィリピンのマルコス大統領やリビアのカダフィ大佐、
さらにはベルリンの壁崩壊後のルーマニア・チャウシェスク大統領夫妻だの、
いわんやアドルフ・ヒトラーにおいてをや、
過去にも学べる事案は色々と多かったのではありますが、
ロシアのプー氏、まだまだ学び足らざるように思われます・・・。
たぶん、お勉強するのがとっても好きなおヒトなんですね!
なっとくです。
昨日、研究所から帰宅して TV をつけたら
韓国のユン大統領が戒厳令を解除したとの報道が・・・。
「は?」
戒厳令を解除?ということは、戒厳令が敷かれていた?
「は?」
いつ出されていたの?何のため??クーデターでもあったっけか???
そんな雰囲気は微塵も感じられない
安定しているように見えた最近の彼の国であったが・・・。
日本との関係もユン政権下では良かったのに、いったいどうした?
で、報道によれば、
ここにきて拗れまくっている野党との関係を一掃するために
戒厳令を発動したらしい・・・。
てことは、一種の白色テロなのか???
蒋介石かっ WWW???
けれども白色テロを行う何程のものも報道されてはいなかったが・・・。
あ、そういえば、ユンちゃんの奥さんがどーのこーの言われてたな~。
K 女と言えば、ベルトコンベヤーで運ばれたあと
鯛焼きの型みたいのをガチャンとはめられてシュ~と蒸したあと
「ハイ、一丁あがり~!」
みたいなカンジで出来上がる印象があるが(← 飽くまでも個人の印象です)、
その代表格みたいなお方だよな~(← 褒めてます)、
と考えてましたが、
よもやその奥方への追及を逸らすための戒厳令ではあるまいな???
で、一応兵隊さんが議会に入ったが、実弾も持っていなかったらしい。
加えて議会内の与党を含む議員さんたちにすんなりと阻止されたらしい。
さらに加えて自身の内閣の閣僚がみんなそろって辞任したらしい。
だもんで、これはアカン!ということで、
せっかく出した戒厳令をサッサと解除したらしい・・・。
いやいやあなた、自転車の駐車違反じゃあるまいし、
戒厳令って、そんな軽いものではござりませぬ。
226 ですよ 226 !
戒厳令と言えば 226 !!!
今カラデモ遅クナイカラ原隊ヘ帰レ、
オ前タチノ父母兄弟ハ国賊トナルノデミナ泣イテオルゾ!
ですよ!
あ、こりゃユンちゃん、やっちまったよ~!
バイデンに続いてユンちゃんもやっちまったよ~~~!
前任のムンムン大統領の頃はいつもながらの K 国らしい振舞で
日本のネットの民も大いに盛り上がっていたものですが、
ユンたんになってからはやけにお行儀が良くなって、
加えて最近では、日本からたくさんの JK だかなんだかが
鯛焼きの型でシュ~してもらいに K 国に渡っているようで、
まあ両国トラブルも少なくなって良かったネ、
とセンセなんぞは思ってましたが、
ネット民はすこぶるご不満であったらしい・・・。
ムンムン氏の前のノムヒョン氏の時はもっとすごくって
マンガにもしばしば登場したし、
彼の国のネット民の間では今だに大人気!!!
事あるごとにコアラに姿を変えて登場するほどです WWWWWW。
で、これはユンたん、弾劾は間違いナシ!
万が一、弾劾を免れたとしても、政権の余命、幾ばくもナシ!
で、その場合、例の、あの野党党首が次の大統領だっ WWWWWWWWWWWW!
すなわち、いつもの K 国が戻ってくるってことだ!
いつもの、ぶれることのない、あの国が戻ってくるってことだ!!
あの、「ニッポンガ~~~!」の雄たけびが戻ってくるってことだ!!!
これはネットの住民、
早くも今からワクワクドキドキしていることであろう!!!
いや~、最近、トランプと言いバイデンと言いユンたんと言い、
皆さんエンターテインメントがホントに過ぎるようで・・・。
つまらぬ TV のいつものあの顔この顔よりもよっぽど刺激的~~~!
これだから世界情勢から片時も目が離せないセンセなのであります WWW。