今月のウクライナ-297

猫の目のようにクルクル変わるイラン情勢。
イラン、アメリカ、互いに封鎖しあって、
睨みあいの状態が続いてますが、
ちょいちょいとジャブを出し合っている・・・
米空母から発信した F/A-18 によるイラン側タンカーへの攻撃や、
革命防衛隊による船舶拿捕の映像が流れている・・・

FA-18.jpgF/A-18  スーパーホーネット  ウイキより
MC3 Ramon G. Go https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=27855899による


アメリカの逆封鎖前は
原油価格の上昇によってイラン経済も恩恵を受けていましたが、
逆封鎖後はさすがにハイパー・インフレに陥りつつある模様・・・
加えて
カーグ島の石油備蓄タンクから石油が海に流れ出る映像も発信された。
タンクが満杯となったが輸出できない、
油井からの採取を停止すると再稼働が困難となる、
仕方がないので垂れ流しすることを選んだ、
ということでしょうか?
先日の CIA による情報によれば、
イランの石油備蓄能力は数か月先まで大丈夫、とのことでしたが、
情報の誤り?
それとも革命防衛隊の「やらせ」でしょうか?
対岸の首長国諸国の多くが
海水淡水化により飲料水を確保している現状を考えると、
「ほれほれ、どうするどうする?」とか言って
わざと「嫌がらせ」をしている可能性も否定できません。
当然首長国側はアメリカに泣きつくでしょうから
これを狙っている可能性も十分に考えられます。
互いに「ああしたらこうする、こう来たらこう出る」の状況と
なりつつあるようです。

キンペー・トランプ会談も今週末には開始予定ですが、
究極の打開策はどこになるのでしょうか?
やはり「核開発~ウラン濃縮」になるかと思いますが、
キンペー氏がイラン側を説得し、
開発停止を受け入れさせることは出来るでしょうかね?
仮に出来たとしたら、
これはトランプに対して極めて大きな貸しとなりますので、
キンペーは、対価として、台湾に言及するはずです。
要するに、
どちらに転んでも日本にとっては痛手となります。

以前にも書きましたが、
トランプ個人にとってはいざ知らず、
アメリカという国家の根本的な安全保障においては
台湾の「現状維持」は大変に重要な課題ですので、
そうは簡単に譲ることはないと思います。
問題はトランプ氏個人の反応で、
「市場」へのお土産として
何らかの「甘い言葉」をキンペー氏に与える可能性もあります。
そのような「甘い言葉」には大きな実質性はないと思いますが、
台湾の頼清徳総統には痛手となるはずで、最悪の場合、
2028 年に行われる次期選挙では
国民党に総統の座が奪われる可能性にも繋がります。
さすがのアメリカも
台湾人民の民意を翻意してまで現状維持に固執することはできない
と思いますので、
キンペーにとっては熟柿が落ちるのを待つだけ、
との状況にも繋がります。

ま、台湾人民が雪崩を打って大陸側にすり寄る状況も
極めて考えづらいことですので、
上記シナリオはあくまでセンセの妄想に過ぎないのかも知れませんが、
ロシアのウクライナ侵攻以来、
これまで妄想の範囲内であったようなシナリオが現実化する状況が
連綿として続く昨今ですので、
あながち穿ち過ぎな見方ではないのかも知れませぬ・・・

最善の解決策が
アメリカに対する信頼を取り戻す、
信頼できるアメリカに戻ってもらう、
ことにあるのは言うまでもありませぬ!






坂城散歩道-36

五月五日は子供の日。
♪ ドッレミッファソ~、ファミッファレッファミ~、
ドッレミファミ~ド~レ~、が口をついて出てくる日です。
センセの世代では、
♪ ドッレミッファソッラシッド毒掃丸!
なんてのも条件反射的に出てくる日です。

で、午前中に小難しいイラン情勢のお話なんぞをして、
お昼にどん兵衛を食べたあと、研究所までは車で、
その後に近場を散歩してまいりました。

これまでご紹介してこなかった坂城町東南部を中心に歩き、
スマホでたくさん写真も撮ってきましたので、
逐一ご紹介いたしませう!

260505-1.jpg本日は雲一つない快晴で、絶好のお散歩日和。
風もほとんどありません ♪
研究所のアヤメはまだつぼみですが、
咲き始めるのも目の前です ♪
さて、鼻歌交じりでお出かけしませう ♪♪♪


260505-2.jpgブドウ畑の向こうには、未だ雪を頂く北アルプスの山々が!


260505-3.jpgリンゴ畑の向こうに見えるは虚空蔵山


260505-4.jpg速素戔鳴神社(すさのおじんじゃ)の横の道を右に下ります。


260505-5.jpg谷川(やがわ)にかかる橋を過ぎて、左に折れます。


260505-6.jpg比較的な上りをヨイショ、ヨイショと登り、コンクリートの角を右に・・・
ここでおっきなキジくんが目の前に現れましたが、
シャッターを切る前に逃げてった・・・
この時分に山を歩くとヤマドリ一家にしばしば遭遇しますが、
ヤマドリ父さんのしっぽは柿本人麻呂が詠んだようにナガナガしくて
マコトに立派!
過去には何度もシャッターチャンスがあったのですが、
やはり写真に収まってくれなかった・・・


260505-7.jpg池に通じる小道


260505-8.jpg開花間近のマムシグサ


260505-9.jpg日本百名水に選ばれてない清水が湧き出ています。


260505-10.jpg快晴の空を映して青く澄んだ池の面(おも)
センセの写真の腕前のおかげかも WWW
スマホだけど・・・


260505-11.jpg20 年前と変わらず、緋鯉が泳いでた。
同じ個体であろう・・・
普通の黒いヤツもいたけど省略
さすが五月の節句ですね!
オタマジャクシもたくさんおりました ♪


260505-12.jpg下りの帰り道
北アルプスがきれい ♪


260505-13.jpg谷川沿いの道を西に向けてドンドコ歩きます。


260505-14.jpgあとで調べとく


260505-22.jpg途中にあった庚申塚(こうしんづか)と
水路整備事業完成を記念した石碑
ここの水路でオムツを洗ってはいけませぬ!


260505-15.jpgこの辺りから南を望むと和合城跡がもうすぐ!
手前の緑は麦畑
ほどなく麦秋の時期となります。


260505-16.jpg田んぼ道を下っていくと、お寺が・・・
薬師如来だそうです。


260505-17.jpg山門をくぐった右手には一群の石像が・・・
左手にもいくつかありました。


26050518.jpg杉の巨木が・・・
長野のお寺や神社ではごく普通の光景です。


260505-19.jpg山道を登っていくとお墓の場所となります。
この先は落ち葉が積もった急な道となるので、
運動靴ではすべるすべる・・・
お墓は省略


260505-20.jpg古くて立派な建物が点在しています。
勝手に撮ってゴメンナサイ・・・
帰路はこのお宅の前にひょいと出てくる羽目となる・・・


260505-21.jpg一旦国道 18 号線に出て、ベイシア方面に向けてテクテク登り、
途中で左に折れて、さらにテクテク登ります。
本日の目的地である耕雲寺(こううんじ)にようやく到着!
立派な杉林の参道が続きます。


260505-23.jpgだそうです。


260505-24.jpg確かにナカナカ・・・


260505-25.jpg立派なお地蔵様


260505-26.jpg境内も立派です!
長野の山寺はホントに立派な佇まいで、
手入れも行き届いたお寺さんが多いです!
宗派は曹洞宗


260505-27.jpg鐘楼もとてもきれい!


260505-28.jpg紫蘭の花も良く咲いていた。
「知ってる?」
「知らん」と答えるのがとりあえずお約束・・・


260505-29.jpgチゴユリだと思います。


260505-30.jpgボタン、かと・・・


260505-31.jpg山門を裏から覗く。
いざ帰らん!疲れた・・・


260505-32.jpg参道に向かって左に伸びる小道をテクテク行くと、
怪しげな神社がある。
蚕養社(こようしゃ/こがいのやしろ)の一つとのこと。
以下、AI による解説です。
「蚕養社は、主に長野県などの養蚕地帯で、養蚕の豊作(豊蚕)を祈願して保食神(うけもちのかみ)や倉稲魂命(うかのみたまのみこと)を祀る神社です。「蚕都」上田や坂城町周辺を中心に古くから地域住民の信仰を集めており、特に幕末から明治にかけての養蚕全盛期には、盛大な祭礼が行われる養蚕守護の拠点でした。」
なるほど!


260505-33.jpgこの神社の裏の細い道を下っていくと
田んぼのあぜ道に繋がり、
さらにその先を行くと民家の庭に出た WWW
抜き足差し足で通り抜けました WWW
ゴメンナサイ・・・

この庭を抜けたら、
途中でご紹介した立派な蔵のあるお宅の前の道に出た!
この先は来た道をひたすら帰るだけ


260505-34.jpgキツネノボタン


260505-35.jpgたぶん、マコモ ※
キツネノボタンとマコモでお分かりの通り、
元は田んぼであったかと・・・
※ ガマかも・・・穂が出てくれば分かりますね ♪



260505-36.jpgようやく戻ってまいりました。
所要時間は 3 時間半。
距離はおよそ 8 km くらいかな?
途中で日向ぼっこのおばあちゃんとお話もできたし、
ナンとものどかで平和な一日を過ごしました。
今年初めてのツバメくんにも出会いました ♪

たぶん、センセは、自分でも常々考えるのだが、
世界でも五つの指に入るくらいの幸せ者だと思う WWWWWW
残りの 4 人が誰かは知りませぬが・・・


260505-40.jpg最後に本日のルート
それにしても、1 万円以上も出して購入したナイキのエアシューズは最高だ!
確かに昔には戻れないなあ・・・






今月のウクライナ-296

連休も残りわずかですが、皆さまいかがお過ごしのことでしょうか?
今年の連休は荒れたお天気の日が多かったような気がします。
地域によって異なるのでしょうが・・・

TV 報道によれば、昨日は日本全国で風が強く、
また、北海道では雪も積もったとのこと。
ここ坂城も強風で、センセのジムニーは昨日はフラフラ走行・・・
基本、日はさしているのですが、雲の形状が明らかに怪しげで、
時おり雷鳴も轟き、
雨がパラついたり急に寒気に覆われたりで、
いわゆる「青天の霹靂」状態・・・

言うところの「春の嵐」ということでしょう。

で、本日以降はほぼほぼ安定的に晴れの日が続くとのこと。
ようやくホッとする本来の「五月の日々」に落ち着く模様です ♪

さて、ここにきてまた再びホルムズが怪しくなってきました。
韓国籍の貨物船がイラン側から攻撃を受け、
これに対抗してアメリカはイラン側の高速ボート 6~7 隻を破壊したとのこと。
また、ベッセント財務長官は、5 月のトランプ訪中に向け、
ホルムズ解放に向けた中国の関与を強く期待するとの声明を出しました。
以前にも書きましたが、
仮にキンペー氏の介入によってホルムズが解放されたとしたら、
これは今後のトランプ氏の中国対策に対して
極めて大きな影響を与えることとなりますね。
ホルムズ解放は、中国、イラン、アメリカの三者共々勝利とみなせますし、
なんて言っても世界中が大喜びするハナシですし、
ホルムズ解放=停戦~終戦に結び付く可能性大ですが、
他方、ネタニヤフは苦虫を噛み潰しながら地団太を踏むこととなります。
トランプの腹の中としては、
そもそもイランの核開発に関してはさほどに大きな関心はなかったのでは?
とも思いますが、
何ぶん「ビビちゃん」は無二の親友であり、
彼のお誘いに乗った挙句の今回のイラン攻撃ですので、
何らかの美味しい「手土産」を持たせてやれば
サッサと手を打つ可能性もあります。
けれどもキンペー氏の介入によって手を打つ形となれば
これはトランプ氏の面目を潰すことともなり、世界的な力関係としては、
キンペー>トランプの形がさらに固定化することにも繋がります。
対中国という意味においては、
トランプ政権のみならず、
共和~民主ともに強硬ですので、
民主党の一部からも批判の声があがるかも・・・
特に民主党としては、このまま封鎖が長引くことによって
トランプの支持率がさらに下がることを
内心期待する向きもあるかと思いますので、
ナカナカ複雑な胸の内を抱えているやも知れませぬ・・・
そもそもがトランプ訪中前にとうに解決していたはずのイラン・アメリカ紛争。
金と時間ばかりかけて泥沼化の一歩手前までに至ったわけですが、
本当の泥沼化を避けるためにも、
今回の米中会談はホントに重要だ、とは思います。

ホワイトハウス近辺でまたまた発砲事件が発生。
トランプ氏、またまた難を逃れましたが、
狙われた回数としては歴代一位なのでは?
前回の晩餐会での事件では
猛ダッシュする犯人が SS の警護をかいくぐる映像が流れましたが、
あれを見てセンセが思ったことが「小型ドローン」・・・
以前にも書きましたが、
昆虫型~小鳥型~ネズミ型~モグラ型ドローンの開発に成功したら、
これはホントにヤバいことになるかと・・・
小型ですから「爆発物」の搭載は限られますが、
用途によっては「爆発物」でなくても OK かと・・・
それが何かとは敢えて申しませぬが WWW
さらには昨今の驚異的な AI の発達と相まって、
何らかの抑制への国際的な取り組みすら視野に入ってきます。

本邦の「昆虫工学」の研究者、
米中露の研究機関から引き合いが殺到しているのかも知れませぬが、
日本学術会議のお歴々からはキッツ~いお達しが出ているのかも WWW

これで思い出した。
脳内に極小のチップを埋め込んで
「勇敢なる兵士」を作り出す試みがあるとのこと!
アメリカのハーバード大学で
障害により脳機能に異常をきたした患者の脳に
治療目的でチップを埋め込む研究をしていた研究者が
中国から資金を得ていたとのことで、
その件で裁判にかけられ、一旦は服役したが、
服役終了後、中国の軍事関連研究所に迎えられ、
上記の軍事目的の研究を行っているとのこと!※
※ 本日の The JAPAN NEWS の Reuters の記事より

アメリカにせよ中国にせよロシアにせよ、
ホントに裏で何やってるのか分かりませぬ・・・
思い起こせば、我が国においては、先日は憲法記念日・・・
ええええもちろん、憲法に則り(のっとり)、
わ~くには武器なんぞは所有しておりませんよ。
戦車?
いえいえあれはキャタピラ付きの「打ち上げ花火専用車両」です。
あの「筒状のもの」からドド~ンと勇ましく花火が出ますので、
その時、皆様は、一斉に、「玉屋~!鍵屋~!」の掛け声をお願いしますよ。
まあ、その、花火も結構危ないものですし、※
当たったらケガをする方もいらっしゃると思いますので、
どっかの国から兵隊さんが上陸されたとしても、
なるべく近づかないようにしたほうが宜しかろうとは思います WWWWWW

花火による抑止力!
これこそが日本国憲法の力です!

※ 本日の報道によれば、中国の花火工場で爆発事故が発生!
20 名以上が死亡とのこと!
そういえば、自衛隊の「打ち上げ花火専用車両」でも
搭乗員数名が死亡するという痛ましい事故が先日生じました。
花火って、ホントにアブナイ代物ですね!





今月のウクライナ-295

波剌・米談判破裂して、
ホルムズ乗り出す米空母、
ハメネイ死するも彼がため、
恨み重なる以国首相、
欣舞、欣舞、欣舞、
愉快じゃ活発じゃ~ ♪♪♪

とでも歌っているのでしょうかね?
イラン政府、というか、革命防衛隊、と申しましょうか、
国民の戦意高揚のためでしょうか、
張りぼてのミサイルを押し立てて、町中を大行進 WWW
女子挺身隊みたいなのも繰り出して、
ピンクのシャヘドにピンクのジープ、
ガチガチのイスラムであっても、
やっぱし女の子はピンクがお好き ♪♪♪
何ならヒジャブもピンクにすればよいのにね WWW

一方で男の子向けにはタンカー拿捕の映像も!
巨大タンカーに横付けした高速ボートから
黄色の覆面をしたイラン国家お墨付きの海賊連が
銃を手にして縄梯子を上り、船内へ!
報道では「防衛隊が敵国のタンカーを拿捕する様子」とのことですが、
どっからどう見てもできの悪いプロモーションビデオにしか見えない・・・
たぶん、中学生向けに
「さあ、キミも革命防衛隊に入って「麦わら帽子の一味」になろう!」
とでも言いたいのだと思いますが WWWWWWWWWWWWW

で、肝心の談判ですが、これが一向にはかどらない・・・
はかどらないどころか、トランプ氏、つい先ほど、
アメリカ側の特使一行を送り出すのを中止した。
「金と時間の無駄だ!電話で会談すればよいだけだ!」とのこと・・・
ですよねえ~、
爆弾落として空母を送り込んで封鎖を続けても
「金と時間の無駄」だけですよねえ~
結局封鎖合戦となって時間だけがどんどん過ぎていく・・・

イランに向けた中国貨物船が拿捕されて、
中から「よろしくない」ものが見つかったという・・・
中国の製油所にも制裁をかけるという・・・
来月にはキンペー氏と会談予定のトランプですが、
これが「お土産」なんでしょうかね?
会談終了後には、
キンペーから何らかの「お返しのお土産」を頂けるかも・・・
今から楽しみのトランプ氏 WWW

で、アメリカはイランを「兵糧攻め」にする戦略を取りつつあるようですが、
「時間」はイランに味方するのでは?
現在イランはイスラエル・アメリカの攻撃によって破壊された各種施設を
急ピッチで修復しつつあるとのこと。
イランが音を上げる前に世界が、とりわけアジア諸国が音を上げるのでは?
メキシコ湾(トランプ湾?)周辺の製油所はウハウハなようですが、
パナマ運河の通行料が爆上げしている・・・
カーグ島からの積み出しが不可能なので、タンクが満杯になりつつある。
そうなると、原油の生産そのものが停止して、
原油価格に再び上昇圧力がかかる・・・

今回はあまり書くネタがないなあ~、
駄文を書き連ねているなあ~、
と思っていたら、今さっき飛び込んできた情報!
ホワイトハウスで行われていた晩餐会で銃撃事件が発生とのこと!!
銃撃犯は拘束、トランプ氏は無事とのこと!!!
さてさてさてさて・・・・・







今月のウクライナ-294

世界中の皆さんもセンセと同じ感覚かと思いますが、
停戦開始以降のイラン関係のニュースを見ても聞いても、
「フ~~~ン、それで?」というカンジ・・・

トランプの言うことは「良いニュースだ!戦争はすぐ終わる!」
の「市場向け」のハナシばかり・・・
で、とりあえず相成ったはずの停戦ですが、
アメリカの逆封鎖に反発した革命防衛隊がイラン側の封鎖解除を「解除」!
早速に 2 隻のインド船籍のタンカーに対して、
たぶん小型高速艇かなんかで銃撃を行った!
「なんでインド?」というのはとりあえず置いといて、
アラグチ外相のハナシとはハナシがずいぶん違う!
イスラエルとアメリカがイランのトップを始末し過ぎたので、
イラン側の意思決定が混乱している?
大統領~外相の「政治派~穏健派」と防衛隊の「武闘派」との間で内輪もめ?
穏健派に対して「裏切者!」呼ばわりしだすのも時間の問題か?
いやもう罵り合いが始まっているとのうわさも・・・
最終的にはジタバタ氏が決定するのであろうが、
彼、まだ、ホントに生きてる?
最悪のシナリオは
各個に分かれている革命防衛隊部隊が各個に攻撃を始めるパターン!
小型高速艇~水上ドローンによる「飽和攻撃」が
「あなたをお待ちしておりまあ~~~す ♪♪♪」・・・

一方のトランプ氏、
ここにきて、自身をキリストになぞらえるなどの不謹慎な行動が目に付く。
これは現在のローマ法王との確執が原因の一つだ。
で、イタリアのメローニ首相、カトリックのおひざ元であるだけに、
これまでの蜜月関係を横においてトランプ氏を非難し始めた!
これはイタリアの首相としては当然の態度で、
法王への侮辱を許容すれば自国における自身の立場も危うくなるだろう。
仮にトランプが天皇陛下を茶化すような画像を投稿したら、
高市首相としても、
自身ご愛用のドラムのスティックで
トランプの頭を叩きまくる画像を投稿し返すであろう WWW
BGM はもちろん Deep Purple「BURN」 だっ!!!
シーナの叩くタイコの音を聞いてくれっ!!!

トランプの頭を叩く高市首相.jpgGemini で作らせました WWW
おどけた画風でナカナカいいカンジ WWW
「メッ!」


「今月のウクライナ-175」「-196」「-225」でご紹介した
ハンガリーのオルバーン首相ですが、先日の選挙でコケた!
EU、NATO 関係者の皆さんの「ゆるゆるの顔」が目に浮かぶようですが、
ヴァンス副大統領の立ち位置が複雑化・・・
彼はインド移民の妻を持ち、カトリック教徒で、
オルバーンに代表される欧州右派~極右派の強力な支持者。
アパラチアの Poor White 出身ではあり、
それを「売り」にして MAGA の支持を取り付けたのでしょうが、
自身はとっくに大金持ちのエリートの一人となっている。
これだけを見てもそもそもが複雑な立ち位置のヒトであり、
昨年のゼレンスキー氏との会見の場での振る舞いや、
その後の欧州歴訪においての独善的な演説などで
一般的にも知名度の上がったヴァンス氏ですが、
グリーンランド問題や今回のオルバーン失脚などで
欧州に対する彼の影響力が大きく低下するのは必至。
また、今回のイランとの協議でも、
トランプ氏はわざわざヴァンス氏をイスラマバードに送り出しましたが、
仮に成果が出なかった場合は責任を彼に擦り付ける可能性も・・・
その場合、
ヴァンス氏の次期大統領のセンも消滅の可能性が出てきますし、
仮に次期大統領となったとしても、
ほぼほぼすべての欧州勢から総スカンを食らう形となる可能性もある。

アメリカ国内のカトリック教徒にとって、
彼の立ち位置はどのように映るのか?
必死になってトランプ氏を擁護する彼の態度を見て、
政治的信条と信仰心の狭間で揺れ動くカトリック教徒の支持者も
少なくはないかと・・・








今月のウクライナ-293

機雷とアメリカ駆逐艦に関しては分からないことだらけなので
も少し様子見てから書こうかな、と思ってましたが、
トランプがいきなり「アメリカが海上封鎖をする!」とか言い出したので、
分からないまでも、とりあえず書いてみます WWW

まず初めにイラン側が機雷を撒いたという噂は開戦当初からありましたし、
「強いカード」の一つであるのは明らかなので、
状況に応じてこれを切るのは当然ではありますが、
これまでに実際に撒いたかどうかに関しては、
「ホント」という見方と「三味線」という見方とありました。
で、船の航行ルートに関して、革命防衛隊は
「海峡のイラン側を通れ!」とのお達しを出してますが、これは、
イランに対して敵対的ではない国の船であるかどうか、
「目視」で確認するためとのこと。
で、海峡のオマーン側には機雷を撒いたので、
ここは「危険地域だからなるべく通らないほうが良いよ、
通っても構わないけど、どうなるか知らないよ」とのこと。

で、しばらく前の報道では、革命防衛隊はポンコツなので、
撒いた機雷がどこにあるのかホントは良く分からない、とのこと。
フラ~リフラ~リあてもなく彷徨う浮遊機雷もあるかも・・・とのこと。

・・・どこまでホントなのか・・・

で、そんな状況下で、先日、この「危険水域」を
アメリカのイージス型駆逐艦二隻が秘密裏に通過したとのこと。
このアメリカのイージス艦が協議開始直前に通過したことは確からしく、
昨日の報道によれば、オシントによる確実性の高い情報らしい。

で、高性能で高価なイージス艦ではありますが、
機雷を掃海する目的の艦船ではなく、
触雷したら高価なレーダーと共に海の藻屑と化す可能性の高い船です。

そんな船が「危険水域」をどうやって通過できた?
イラン側が確約できない機雷の位置ですが(ホントにあるとすれば)、
アメリカはすでにどこに位置しているのか知っていた?
それとも単なる「一か八か」のハナシなのか?

で、つい先ほどの最新情報によれば、
佐世保に停泊していたアメリカの掃海艇二隻が
ホルムズへ向けて出港したとのこと。
すでにオマーン湾周辺には米艦隊総勢 15 隻が集結しているとのこと。
イラン側の港に出入りする船という船は網羅的に臨検するとのこと。
場合によっては拿捕もありえるとのこと。

「今月のウクライナ-290」で、センセは、
「今後、米軍部隊が増強された場合、中国船籍のタンカーが米側に臨検、
下手すると拿捕される可能性だって無きにしも非ず」と書きましたが、
まさにその状況になりつつある。
しかも中国船籍のみならず、
とにかくイラン側の港に出入りするヤツは一網打尽の勢いだ。

で、イラン・アメリカの協議はまだ継続するようだ。
現時点では散会しているが、そのうち再開予定とのこと。
その間はどうなんの?
臨検~拿捕は行うの?
その場合、イラン側が怒って攻撃したら、
協議再開もまた海の藻屑と化す。
再び全面戦争となって、今回においては、
アメリカ海軍はイラン側の港湾という港湾を殲滅にかかるであろう。
こうなってくると、頭に血が上った「死なば諸共」の革命防衛隊は
順番待ちで海峡に集結した敵性国家の民間タンカーに「震洋」攻撃を行い、
戦線をさらに拡大する可能性も!
フーシ派によるマンデブ海峡封鎖も視野に!!
WTI 原油先物、120 ドルを再度狙うか!!!
いや、150 を目指すのか???

高市踏み絵首相、じゃない、早苗首相、どうする???






今月のウクライナ-292

坂城のソメイヨシノは満開~やや散り始め、というカンジですが、
これからは八重の桜が咲き始める季節となります ♪
まだまだ風も強く、「春に三日の晴れ無し」の時期ではありますが、
大型連休の頃ともなれば木々の若葉も色めいて、
畑や草っ原ではキジが、
川のアシ原ではヨシキリが、
そして電柱のてっぺんには山から降りてきたカッコー鳥が舞い降りて、
「ケーンケーン」、「キリキリキリ」、「カッコーカッコー」と
大合唱の季節となります ♪♪♪
山に入ると「ツイッピー、ツイッピー」と鳴く鳥が・・・
シジュウカラでしょうかね?
身も心もホッとする、ホントにいい季節となるのももうすぐ!
今からとても楽しみです ♪♪♪

さて、イランとアメリカとの間で停戦交渉に向けた交渉が開始され、
同時に戦闘も一旦は停止、ホルムズも一旦は開通かと思いきや、
大方の予想を裏切らず、
イスラエルのベイルート爆撃に端を発して再びミサイルの応酬・・・
今後の両者の出方も不透明感がいや増しております。

で、時系列的には、
まずはトランプ氏の「イランの文明は完全に破壊されるであろう!」との
犯罪的にも思える脅し文句から始まり、
その後にイラン側からパキスタンを通して停戦協議への条件案が提示され、
これを受けてギリギリの段階でトランプが二週間の猶予を与えた、
とのことですので、
これを見る限りではイランがチキッたようにも思えますが、
条件案の内容を見る限りではトランプ氏が飲めるようなものではないですし、
相手の反応に対してトランプ氏がすぐさま反応したことから、
初めからトランプ氏はタコりたくてタコりたくて仕方がなかった、
ということでしょう。
両者共に勝利宣言を出してますので、
現段階では自国民向けの宣伝合戦が続いている、
というのが現状であるかと思われます。

で、「今月のウクライナ-290」で、センセは、
「不気味なほどに中国が動かない・・・」と訝しく思っていたわけですが、
新たな情報によれば、やはり、
パキスタンの背後で中国が動いていたとのことです。※
イランとしてはホルムズという最強カードを握っておりますので
そうはたやすく交渉のテーブルにはつかないだろうと思っておりましたが、
中国がパキスタンに圧力をかけ、
パキスタンがイランをナンとか納得させた、という流れで今に至る、
というカンジでしょうか?
仮にそれなりに上手くいけば、「-290」で述べたように、
キンペーはトランプに貸しを作る形となりますので、
五月の両者の会談においては初めからキンペー有利の形となります。
※ スティンガータイプの対空ミサイルを秘密裏にイラン側に供与する、
とのハナシも入ってきました(260412)。

ま、だれの目からも明らかだとは思われますが、
両者の知能の差は「対数表示」でしか表せないレベルなのでしょう WWWW

で、お話変わり、
「今回のイラン・アメリカ戦争で一番得をしているのは誰か?」
ということですが、
一般的にはロシアのプーチンと言われてます。
要するに、原油高によって最もウハウハしているのはロシア、というわけです。
しかしながら、
ホルムズは革命防衛隊の任意のままに船の通行が許可されており、
自国イランのタンカーは当然ながら最優先で通過しているはずですので、
原油高はイランにも有利に働いている、と考えられます。
実際のところ、テヘラン市民は爆撃などで大変な思いをしてはおりますが、
食料品その他、経済が逼迫している状況ではない、との報道もされてます。
また、ホルムズ封鎖は仕入れ先の変更によりアメリカ産原油の輸出拡大を促し、
原油高はアメリカ産の価格上昇にも結び付きますので、
興味深いことではありますが、
アメリカ・テキサス州の大手石油精製会社なども
大いに潤っているということです。
「トランプはこれを狙っていたのだ!」と考えるのは穿ちすぎでしょうし、
また、石油関連の会社や株主などはウハウハ言ってはいるのでしょうが、
ガソリン価格が上昇するのは必然ですので、
一般のアメリカ人にとってはウハウハどころの騒ぎではないでしょう WWW
先日発表されたアメリカの消費者物価指数も前年比 3.3% 増となりました。
昨年度の貿易収支も、大規模な関税政策にも関わらず、
トランプの思惑とは裏腹に、赤字拡大の結果となりました。
ただし、これは、駆け込み輸入の拡大の結果である可能性も指摘されてます。
一方で、先週発表された雇用統計値は堅調でしたので、
総合的に解釈しますと、
AI に代表されるコアなアメリカ経済は堅固ではあるものの、
トランプのつまらぬ政策のせいで血流~血圧に不調が生じつつある、
というカンジでしょうか?

さてまたお話変わり、
このところのトランプ氏の演説の言葉の「お下劣さ」と共に、
やけに宗教色が滲み出ている、との指摘があります。
これは撃墜された F-15 の飛行士が救出されたタイミングが
キリストの復活祭の日と合致していたためだと思いますが、同時に、
戦争長官のヘグセス氏は改革派福音教会連合に属しているとも言われており、
本人自らも対イラン戦争を十字軍に見立てるような発言もしております。

ヘグセス 入れ墨.jpg戦争省長官、ヘグセス氏  X より
https://x.com/nabe1975/status/1971781405542961412/photo/1
中世の十字軍(crusader) の入れ墨をしております・・・
ナンとも・・・・・・・
霊長類であるのは間違いないかと WWWWWWWWWW


この政権自体がキリスト教の福音派の支持を受けていることは
良く知られておりますし、
福音派がユダヤ教徒を支持していることは周知の事実ですので、
必然的にネタニヤフが野放図な行動にでることも理解の範囲内です。
「今月のウクライナ-282」においてハロラン芙美子氏の著作を上げて
アメリカ政治に対する福音派の影響に関してお話しをしましたが、
この福音派とタカ派の大統領を描いた面白い映画を思い出しましたので、
ここでご紹介したいと思います。
それは、1986 年に封切されたデニス・ホッパー監督の「American Way」です!

デニス・ホッパーは俳優としても有名で、
自身が監督した作品でもしばしば本人が登場したりします。
最も有名な作品は「Easy Rider」
「Colors」なども現状のアメリカに通じる印象的な作品です。

で、「American Way」を YouTube で探したのですが、
画質が悪いのばかりでした・・・
とりあえず貼り付けておきましたが、
こいつはドイツ語ヴァージョンでありました・・・
ご不満の方は、
どうぞご自身でどっかから配信されるか、
あるいはツタヤで購入するかしてみて下され。

で、軽くネタ晴らし・・・

ベトナム帰りでもはや一般社会には適合できないはぐれもんの一行が
どういう訳か中古の B-29 爆撃機に乗り込み、
マスコミや政府にいたずらをしかける、という他愛もない内容なのですが、
その中で、アメリカ福音派の活動がどういうカンジなのか、
彼らはハルマゲドンをどのように思っているのか、
タカ派大統領がどのように彼らを利用するのか、
あるいは逆に彼らがタカ派大統領にどのような影響を及ぼすのか、
こういった一連の事柄が面白おかしく、
あるいはしばしば「おふざけが過ぎる」形で描かれてます。
当時、テーマソングもヒットチャートを賑わしました ♪♪♪ ※
※ 映画の最後で流れる音楽がそうです。

※ 本日午前(260412)、
二隻のアメリカ駆逐艦が機雷掃海目的でホルムズ海峡を通過した、
との情報が入ってきましたが、
この情報、いろいろと問題があると思いますので、
ちょいとうかつには信じられないハナシですね。
停戦交渉中のこの時期はガセネタが飛び交う時期でもありますので、
も少し様子をみませう!

※ たった今飛び込んできたニュース!
停戦交渉物別れでヴァンス率いるアメリカ交渉団は帰国の途へ!
今後の交渉継続は合意の模様!
誰しもが思っていた見え見えの結果に! WWWWWWWWWW
海峡を通過した駆逐艦は戻るに戻れない? WWWWWWWW
仮にホントに通過したとすればね WWWWWWWWWWWWWW





今月のウクライナ-291

相変わらず適当な言葉を羅列しただけのトランプ演説でしたが、
「とりあえず 48 時間の猶予を与えてやろう」に対するイランのお返事が
F-15 戦闘機と A-10 攻撃機の撃墜!!!
「今月のウクライナ-287」で、センセは、
「たぶん、ヘグセスの言う
「イランの軍事設備の 90% は壊滅させた!」は正しいのかとは思いますが、
「イランの軍事設備の 90% は壊滅させた!と、ボクは思う・・・」
というのがより正確なところなのではないでしょうか?」
と申し上げましたが、
F-15 と A-10 を撃墜する能力を保持しているとまでは思わなんだ!
この両者はステルス機能は持っていないので、
イランの対空レーダー機能は未だ完全には破壊されていない、
すなわち、
アメリカは未だ完全な航空優勢を確保できていないことを意味します。



F-15-2.jpgF-15 イーグル  ウイキより
Airman 1st Class Matthew Seefeldt - U.S. States Air Force,
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=135448135による


A-10.jpgA-10 サンダーボルト  ウイキより
Paul Nelhams from Shannon, Ireland - 800278,
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=26448269による


F-15 の二名の操縦士のうち一名は救助されたようですが、
残りの一名の安否が不明。※
革命防衛隊は懸賞金をかけて情報を収集しつつあるようですが、
仮に捕えることが出来れば交渉カードとして使うのでしょう。
※ 本日午後、米軍によって救助されたとの報道 260405
※ その際に使用した C-130 輸送機 2 機が離陸できなくなったので
自ら爆砕したとのこと 260406

F-15 は日本の空自も使用しているので、
運が良ければ飛行中の姿を目にすることもありますが、
A-10 は日本には配備されていないので、
目にすることはほぼ不可能です。
一見して分かるように「ごっつい」機体です。
第二次大戦中には
いわゆる「襲撃機」と呼ばれるタイプの飛行機が各国にありましたが、
これに相当するタイプの飛行機であるようです。
イメージとしては
東部戦線で対戦車狩りに活躍したユンカース JU-87 G 型を彷彿とさせます。

JU-87 G.jpgユンカース JU-87 G 型  ウイキより
Bundesarchiv, Bild 101I-655-5976-04 / Grosse / CC-BY-SA 3.0, CC BY-SA 3.0 de,
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=5413180による


JU-87 G は 37 mm 対戦車砲を翼下に搭載してますが、
A-10 は固定式の 30 mm ガトリング砲を機首に搭載しています。
口径は ユンカースよりも小さいですが、
威力は比較にならんです WWW

ウクライナ戦争で明らかとなったように、
最近の戦争では、
低空~低速での機銃掃射は
スティンガーなどの携行型ミサイルで
比較的簡単に破壊される可能性が高いので、
実戦では、
映画の題名で有名になった「マーベリック」などの空対地ミサイルが
有効なようです。
イラク・アメリカ戦争ではイラク側の戦車の破壊に大いに活躍したようで、
加えて非常に頑健な造りなので、
地上からの機銃掃射程度ではナカナカ撃墜されがたい、とのことです。
今回の A-10 もホルムズ近海で損傷を受けたとのことですが、
ヨタヨタしながらもなんとかクウエート近傍まで離脱し、
搭乗員は無事、機体は海へ墜落、という状況だそうです。

また、先日にはサウジの米軍基地へのミサイル攻撃により、
AWACS(早期警戒管制機)の E-3 も破壊されました。

E-3.jpgE-3 早期警戒管制機  ウイキより
Val Gempis
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=24131852による


これらの想定外の損害に加え、
開戦初期に比べ、
イスラエルへのミサイル攻撃も着弾率が高いように思われます。
イスラエルの防御ミサイルが枯渇しつつあるとの報道もありますが、
テルアビブの住民も連日のサイレンの下での生活を強いられているようです。
これはテヘランも同じですが・・・

こうなってきますとトランプ氏、
いよいよ瀬戸際に追い詰められつつあるようです。
「石器時代に逆戻りさせる!」などと息巻いてますが、
ご自身のお姿もまた、よくお似合いかも WWWWWWWWWW

石器時代のトランプ.jpg The warrior in the Stone Age
Gemini に作らせました WWW
ちょとカッコ良すぎましたかね?






今月のウクライナ-290

桜前線も段々と北進しつつありますが、
ここ坂城では梅の花が満開~散り始め、
ようやくあんずが咲き始めた、というカンジ。
桜の開花は来週かな?
楽しみですね ♪

で、相変わらずタコるトランプ氏。
「壮絶なる怒り作戦 2.0」ですが、
始めは 48 時間、次に 5 日間、そして今度は 10 日間・・・
陸上作戦開始の準備が整うまで待っているのかもしれませんし、
突き付けた 15 項目にものぼる要求に対する
「肯定的な」回答を待っているのかもしれません。
でも、多くの方々が指摘するように、
イランとしては飲めるような内容ではありませぬ・・・
最近になってルビオ氏も「数週間で終わる」とか言ってますが、
どこに根拠があるのか、
ボス共々、単に「三味線を弾いている」ようにも思えます。

トランプとルビオが三味線を弾いている.jpgGemini に作らせてみました ♪♪♪
「♪ I wonder if the plum blossoms have bloomed yet ?
Are the cherry blossoms still not ready ?」


トランプは海兵に加えて空挺部隊も投入しつつありますし、
さらなる兵隊を本国から送るという情報もあります。
となりますと、ホントにカーグ島を占領する可能性もありますし、
カーグ島の地理的位置を考えれば
まずはホルムズに近接するいくつかの島々を占領して
ホルムズ通過を容易にしたのちにカーグへ、
というパターンが最も可能性のあるシナリオとなります。

これまでのトランプの軍事行動を見る限り、
一撃必殺~一撃離脱のパターンばかりです。
これでこれまで上手くいったので、今回も、
ということだったのでしょうが、
「骨を切らせて骨を切る」戦略を取る革命防衛隊の抵抗は
彼の思慮の埒外にあったようです・・・
で、仮にホルムズの島々へ海兵を送る状況となれば、
革命防衛隊としてはさらに戦線を拡大し、
前々回に指摘したように、
紅海とアデン湾との境にあるマンデブ海峡を
フーシ派に命じて封鎖するのは間違いないです。
紅海はスエズ運河の出入り口であると同時に、
途中のサウジ側にあるヤンブー港は
パイプラインによってペルシャ湾岸と繋がっているため、
現在、ペルシャ湾を使えない多くの船が
ここから石油を積みだしているとのことです。
従いまして、
ここまで封鎖された場合、アメリカは、
あの政情混沌とする国、イエメンにまで
Boots On the Ground する必要性に迫られます。

で、「壮絶なる怒り作戦 1.0」では
イランはアメリカ側と協議の最中に攻撃されたわけですから、
イラン側が今回の協議に関して疑心暗鬼となるのは当然のハナシ。
一応パキスタンが仲裁国となって両者の間を取り持つようですが、
個人的に不思議な気がするのは、
なんで中国が仲裁しないのでしょうかね?
プーチンが関与しないのはウクライナで忙しいから、
ということで理解できますが、
中国は、現在、そんなには忙しくない・・・
加えて多くの石油をイランから購入しているという実際的な理由も存在します。

キンペー氏、不気味なほどに、今回の紛争に関して無言ですね。
キューバに関してもセンセの忠告を無視し続けてます WWW
確かに自国のタンカーは無条件に通過できてるわけですが、
今後、米軍部隊が増強された場合、中国船籍のタンカーが米側に臨検、
下手すると拿捕される可能性だって無きにしも非ず。
また逆に、うまい仲裁結果を得ることができれば、
キンペーはトランプに対して極めて大きな「貸し」を作れるはずです。

さらにまた一方で、アメリカ側の武器弾薬の不足により、
THAAD を含む多くの ammunition が韓国から中東へと振り向けられています。
ウクライナ向けであるはずのものが中東へ、という情報もあります。
さらには沖縄の海兵隊員もそろそろアラビア海に到着する頃です。
すなわち、極東米軍の抑止力が現在低下している状況です。

そのような中で、普段あれほど日本近海で嫌がらせをしてくる中国軍ですが、
やけに静か・・・
やはりキンペー vs トランプ会談に向けてあまり派手な動きは見せたくない、
という思惑があるのでしょうか?
また、昨年の 12 日戦争からベネズエラ、そして今回の「壮絶なる怒り作戦」と、
次々に繰り出してくるアメリカの軍事力とその運用を注意深く見守っている、
そしてその経過と結果を精密に分析する、
加えて、
ネット上でおちょくられている自国製の防空システムの脆弱性の検証など、
「机上~実験室レベルの案件を実践の場で観察~検証できるまたとない好機」、
などと捉えているのかも知れませぬ・・・

米軍側としても、
今回の一連の戦いで多くのデータを収集分析できたわけですが、
これらは中国~ロシアに対して「手の内を見せた」という見方もできます。
このような demonstration がライバルに対する抑止力となるのか、
あるいは逆に利するものとなるのか、
恐らくはその両者を必然的に含むものであるとは思います。

で、ウクライナ以降、武器そのものの性能~性格の進化のみならず、
運用~戦術の進化など、
「戦争」が様々な分野における技術革新を促す要因となる、
と言うのは昔から言われてきたことではありますが、
ここまであからさまに目の当たりにする時代を生きるものとは、
まことにもって思わなんだ・・・
恐らく、第一次世界大戦から第二次世界大戦に至る時代に生きた人々も
同じような感覚を覚えていたのかも知れませぬ・・・

で、そうだとしたら、この先にあるのは?
おお~やだやだやだやだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


※ つげ義春氏が死にました。88 歳でした。
過去ログの「昭和30年代の思い出:総集編-5」で雑誌ガロの話をしていますが、
白戸三平、つげ義春、花輪和一など、いずれ劣らぬ独特の画風と内容で、
これらの独創性が「強すぎる」漫画家さんを輩出していたガロは、
昭和 40 年代の「裏」の雰囲気をホントに強く醸し出していた雑誌でした。
昔の NHK のコメディー番組、
「お江戸でござる」によく出演していた杉浦日向子氏も、
ガロにマンガを描いていたときがありました。
「かたき討ち」を題材としたマンガとかを覚えてます。
杉浦先生、その後は江戸時代を専らとする時代考証作家となりましたが、
咽頭ガンにより 46 歳で死去されました。
上記の作家の方々のうち、生残されているのは花輪氏のみです。
これらの方々のマンガはセンセは昔から好きでよく読んでおりましたが、
実のところ、当時においても、
一般の人々の間ではあまり知られておりませんでした。
当時のセンセがつげ義春のマンガの話をし始めた結果
破局に終わった「悲しい恋の物語」も枚挙にいとまがありませぬ WWWW

・・・・・・も、このハナシはやめませう WWWWWWWWWW

合掌・・・












今月のウクライナ-289

さて、高市 - トランプ会談。
アメリカ側からの評価は「95 点!」だそうです。
基本、センセを含む多くの方々が考えていたであろう
「法律の枠内で援助する。加えて米産の石油を今後より多く購入する。」
という常識的なセンで落ち着きました。
自衛隊の関与に関する具体的な方法は未定。
米産石油に関しては、
どうやらアラスカ油田開発への投資ということらしいです。

今回のホルムズ海峡封鎖に関して個人的に驚いたのは、
過去に何度も痛い思いをしてきたにも関わらず、
未だに日本は 95% にも上る原油を中東に依存していたという事実です。
ホルムズ~マラッカ~バシー海峡の船舶安全航行に関する
シーレーン云々の話はすでに 50 年以上も前から議論されていました。
詳しいことは分かりませんが、恐らく、日本政府としては、
備蓄量を増やすという、
最もお手軽な方法で対処可能と決定したのでしょうね。
それこそ憲法上の制約もありますしね WWW
今回の結果を見ても取り合えずはこの方法で間違ってはいないようですが、
根本的な解決法ではないのは言うまでもありませぬ・・・

で、今回の結果を受けて石油購入先を分散させるのは
根本的な解決法の一つであるのは間違いなく、
アラスカ石油のみならず、ここはひとつ、
カナダからの輸入も考えておくべきでしょう。
現在、トランプのせいでアメリカとカナダは仲が悪いわけですが、
先日のダボスだったかの会議での
カナダのカーニー首相の演説がひときわ光っておりました。

高市首相、「今月の - 270」で指摘したように、
「体感温度」がトランプ氏と相似しているがために
基本的に「馬が合う」のは分かりますし、
また、具体的な政治姿勢としても、
トランプとの蜜月を演出するのはよろしいとは思いますが、
「やりすぎ」には注意されたほうが良いと思います。
戦後日本の歴代首相に
カーニー氏のような「哲学」と「勇気」を求めるのは
日本の立場上難しいとは思いますが、
「トランプと心中」だけは避けなくてはなりませぬ!
そこのところ、ちょと心配です。
ま、真珠湾云々は単なる下手なジョークではありますので
ささっと流すのがよろしいわけですが、
うん、
あの局面での高市氏のあの振る舞いは、
個人的印象ではありますが、
取り合えずは評価できるんじゃないでしょうか ♪♪♪

さて、現状、
ホルムズを通過する船はイラン側が任意的な許可を出しているわけで、
中国はもとより、
パキスタンやインドなどが通過許可をもらっているようですが、
新情報ではイランが通行料金を徴収する/した、というハナシもあります。
で、中国ですが、中国国内にも一応油田はありますが、
国内消費を賄えるようなものではなく、
現状、世界第一の石油輸入国です。
で、現時点ではロシアからの輸入が最も多く、
次にサウジ、イラクと続くとのことです。
で、イランからの輸入も多いとは思いますし、
イラン側としては石油輸出の 8 割が中国向けとのことですので、
この点においても両者は密接な関係を維持しております。

で、今回のホルムズ封鎖を奇貨として、
ここはひとつ、
陸路での石油輸送を構築する構想はないのでしょうかね?
中国はいわゆる「一帯一路」構想により、トルクメニスタンなど、
中央アジア諸国との関係が密になりつつありますので、
鉄道網~パイプラインの敷設など、
この機会を利用して構築速度を上げていく可能性が考えられます。
パキスタンとの関係も良好ですので
パキスタン経由も考えられます。
そうなるとイラン側としても経由国への販売も視野に入り、
「反米」を維持したまま経済を維持できることとなります。
アメリカ~イスラエルとしても
パイプラインへの攻撃 = これらの国々への敵対行為となりますので、
一種の安全保障としての役割も果たせるかと思います。
たぶん中国はとっくに動いているのだとは思いますが・・・

仮に、イラン~中央アジア諸国~ロシア~中国の枢軸が確固たるものとなり、
アラブに依存しない石油~ガスの安定供給が確保できれば、
希少金属の占有とも相まって、
この時点において、
中国の潜在力はアメリカを凌駕することになるでしょうね。
インドとの関係改善に力を注ぐことにより、
アメリカ向けの輸出の一部を
世界第一の人口大国であるインドへ振り向けることも視野に入ってきます。
逆に、中国向けの米国産大豆などの農産品に「関税」をかけるなどして
アメリカに圧力をかけることすら可能となります。

柯隆氏や興梠氏が指摘するように
中国政府が発表する公式の各種数値は「水増し」されているのでしょうし、
現状の中国経済は「失われたン十年」に突入しつつあるのかもしれませんが、
中国政府はアメリカ関税対策に加えて経済停滞を打開するために
「失われた 30 年」の間の我が国政府がそうであったように、
国内消費拡大に大きく力を入れているようです。
加えて過剰生産の投資先として、欧州~アメリカから一部矛先を変えて
先に述べたような「アジア枢軸」形成への構築に力を注ぐことにより、
将来的には欧米ナシで存続可能な国家となる可能性すら視野に入ってきます。

ネットでは相も変わらず「中国下げ」のホルホル論が蔓延ってますが、
ま、確かに中国国内の格差は大きく
一般庶民のいわゆる「民度」などにもいまだ問題は多々あるかと思いますが、
大局的に見た場合、
多くの核心的な分野において、
日本はすでに後塵を拝しつつあるのではないのでしょうか?

ここで以前から何度か申し上げた
満州~石原莞爾~ヘゲモニー~ペッキングオーダーのお話をしたいのですが、
お腹も空いてきたのでまたまた中止ということで WWWWWWWWWW
済みませぬ・・・