今月のお悔やみ

セルメンことセルジオ・メンデス氏が亡くなられました。享年 83 歳。
今の若い方々では知らないヒトの方が多いのでしょうが、
多くのニュース番組でも報道されていましたし、
たぶん、いくつかの曲を聴けば、
「あ~この曲のヒトか~」とか思うことでしょう。
センセは顧問に退いても毎日研究所に詰め、
午前中は論文書きを、午後は庭仕事をしておりますが、
午前のデスク仕事では常に BGM としてボサノバを流しております。
その中には、セルメン氏の曲も混じってます。
セルジオ・メンデスをセルメンとか言う世代にはまことに馴染みの顔ですが、
センセの過去ログでも紹介しております。ご一読くだされ。

ボサノバと言えば、アストラッド・ジルベルト氏も昨年亡くなったばかりです。
彼女に関するトリビュートも書いてますので、ご同様に、ご一読ください。

あと、松岡正剛氏も先月亡くなられました。
彼に関してもコメントしておりますので、覗いてみて下され。

全員纏めて、ここに合掌いたします・・・。


さて、過去ログの「今月の書評」シリーズでお話してきた倭人のルーツですが、
そもそもの発端が数冊の「日本人はどこから来たのか?」的な本でありました。
その中の一つが、崎谷満氏が書いた「DNA でたどる日本人10万年の旅」でした。
で、この本の中で、
氏は長江文明と水田稲作と YDNA の O1b2 系統※を結び付け、
さらに考古学的証拠を加味して、
倭人のルーツを江南~山東半島~朝鮮半島~北九州と唱えました。
※この本が書かれた 2007 年時では O2b に分類されていました。
で、九州大学の先生たちによる考古学的研究においても
稲作の伝播経路として上記のルートを支持しておりますので、
センセの過去ログでも水田稲作と O1b2 と東夷の連中を結び付けて
お話してきました。

ただし、
センセの説と崎谷氏の説と九大の説とはちょいと違うのですけど・・・。

ところが新羅のハナシをしようと思って今一度色々見直ししている中で
ウイキの O1b2 の項を覗いてみた。
ナンか、以前と違っているような気がするし、変だなあ~と思っていたら、
書き手の間で色々トラブルがあったらしい・・・。
で、最近、再び書き直されていて、前よりはスッキリした形になっている。
で、それは良いとしても、
前述の崎谷氏の O1b2 江南説が否定されている!
で、オーストロアジア系の O1b1 と O1b2 との分岐が約 3 万年前となっている!
で、江南を含む中国全体から O1b2 がほとんど見つからないことから
O1b2 は朝鮮半島近辺から生まれた、と書いてある!
大いに混乱する!!!

遺伝子関連の研究は新幹線なみに急速なものではあるし、
考古学もまた新たな遺跡が出てくると
これまでの結果が根底からひっくり返るのはおなじみの現象なので
これらの分岐年代などは正しいのではあろうが、
そうなると、
仮に九大が推定する稲作伝播経路が正しいとするならば、
長江下流域~山東半島~遼東半島経路で稲作を伝えた連中は
少なくとも O1b2 ではない、ということを意味する。
大いに混乱する!!!

O1b2 は、日本人、韓国人ともにおよそ 30% くらいを占める一方で、
ツングース系の C2 は韓国が日本を大きく上回る。
だとすると、ことによると、半島の基層はむしろ O1b2 であり、
C2 はより新しい時代に北方から移住してきた連中か?
とも想像できる。
日本人の間では、 C2 と共に N もまた非常に少ない。
韓国における C2 は日本人よりかは多いが、
O2 、O1b2 に続いて三番目くらいの頻度だ。

現代中国人の間で
O1b2 がほとんど見つからない = 発祥の地ではない、
という仮定は正しいのか?
漢族によって大陸から完全に駆逐された可能性はないのだろうか?
確かに最も近縁な O1b1 を中心とする人々の中に
O1b2 がほとんど見られない事実は O1b2 ≠ 江南説に説得力を与える。
O1b1 の分布と水田稲作の南への伝播経路はきれいな一致を示しているので、
O1b1 が水田稲作に強く関与する人々であることは間違いない。
ベトナムで O1b2 が数%認められるが、
これは、ベトナム戦争時の例の韓国軍のご乱行によるものかと・・・。
ホントか WWW???

九大チームの一人である中橋孝博氏は江蘇省出土の古代人人骨を調べ、
これの形質が弥生人とそっくりであるのみならず、
mtDNA のハプロタイプがほぼ同一であったと著作で書いているが、
YDNA に関しては調べることができなかったのであろうか?
江蘇省~山東半島あたりからのこの時代の人骨が出土し、
YDNA の型式が決定されれば、
この問題は決定的な形で解決する、と思うが・・・。

いずれにしましてもセンセは結構混乱しておりますので、
九大チームのリーダーである宮本和夫氏の著作を購入し、読み下してから、
もう少しこの問題について考えてみたいと思います。
宮本氏の論文などはいくつか読んでみたのですが、
英語で書かれているので、
中国の地名~文化名などが既知のもののどれに該当するのか、
直感的に理解できませぬ・・・。
やはり、漢字とカナ文字で表す日本語の表記法は大変便利だと思います。
日本人にとっては、のハナシですが・・・。
で、宮本氏の著作、およそ¥1 万円もするのですけど・・・。

ブログもナントか今世紀中に終わらせたいので、
上記問題は一旦棚上げとしてハナシを進める可能性も、もちろん、
「ありま~~~す!」


今月のウクライナ-208

ハマスに頭を撃たれて殺害された人質の遺体 6 人分がトンネル内で見つかった。
この結果を受けて、イスラエルでは、
ネタニヤフ氏に対する責任を求めて大規模なゼネストが行われている。
一方のネタニヤフ、強硬な構えを崩さない。
「まずは人質全員を返せ!ハナシはそれからだ!」というのは尤もだ。
しかしながらハマスとしては人質全員を解放したら切り札が無くなる。
解放したら最後、イスラエルは停戦合意なんぞお構いなしに
徹底した殲滅戦に打って出る可能性だってゼロではない。
停戦合意の反故なんてのは適当な理由をつけていくらでもできる。
「ハマス側から攻撃があった!」
などという芝居を打つのは戦闘再開の切っ掛けとして古今東西おなじみだ。
もはや人質の居ないトンネルの中にコンクリを流すなんてのは朝飯前。
だもんで、ハマスは人質を最後まで離さない。
人質こそが、ハマス存続のための強力な保証人だ。
人質を握ったまま、学校でも病院でも、ヨロシそうな所に潜む。
そこにまた爆弾が投下される。
多くの子供たちが殺されて、世界中の非難がイスラエルに注がれる・・・。
ハマスはこれを狙っている、としか思えないのだ!
「アメリカも同罪だ!」ということで、
本日のトルコでは 2 名の米軍海兵隊員がリンチにあった。
以前のブログで、センセは「最悪の結果もありえる」と予想したが、
最悪の結果とは、ハマスが残った人質と共に自爆することだ。
人質全員が戻ってこない。
イスラエルの世論は沸騰する。
現在のハマスは一応は壊滅するだろうが、聖戦の英雄となり、
第二~第三のハマスがその後に誕生するだけのハナシだ。
ハマスの残党が最後の人質と共に散華した時点で戦いは終結するだろうが、
当然ながらネタニヤフ氏は首相の座から追われ、
戦争犯罪人として裁かれる可能性もある。
アメリカが助けの手を差し伸べるのだろうが、
ハリスかトランプかで対応も幾分異なるのだろう。

結局ネタニヤフは進むも地獄、退くも地獄の立場に自らを追い込んでしまった。
結局ネタニヤフは最右派の連中との心中を選んでしまった。
結局イスラエルはカナンの地の全てを手に入れるまで止まらないのだろうか?

何故かって?
だって、
自分たちが書いた旧約聖書の神様がそう約束されておられるからじゃよ!
2000 年も待ったんだぞ?
2000 年だぞ??
ここがチャンスだぞ、皆の衆!!!


それにしても、イランの最大限の復讐は、どこに行ったのでしょうかね?
皆さん、もう、とっくにお忘れのようで・・・。


今月のウクライナ-207

台風 10 号が今後の進路に迷ってます。
どなたか気象庁を交えて三者面談してやってください。

さて、ウクライナで活躍を始めたばかりの F-16 戦闘機が
墜落してしまいました・・・。
猛訓練を終えたばかりの貴重な操縦士も死亡。
ロシア側に迎撃されたのではない、とのことから
では操縦ミスか?と思いましたが、
ウクライナ空軍の司令官が解任された、とのことから
ならば同士討ちか?と思いましたが、
どうやらそうらしい。
で、ロシア製の地対空ミサイルを使っていたので
西側の飛行機を敵と識別したのか?
との見方もありましたが、最新の情報によれば、
アメリカから供与されたパトリオットによって
撃ち落とされた可能性が高いとのこと!
あっっっちゃ~~~!!!
これでは司令官解任も致し方ありませぬ・・・。

一方のクルスク侵攻作戦。
ゼレンスキー氏の談話によれば、やはり多目的作戦であるようです。
で、それはよいとしても、南東のドネツク方面ではロシア軍が有利な状況。
ジリジリと西側に押し込み、要衝の町を奪取する勢いです。
ということは、
目的の一つである「戦力の分散」は果たされていないことになります。
情報によれば、ロシアは
西アフリカで雇われていた自国の傭兵連中を戻しつつあるとのことですから、
ウクライナはさらに劣勢に立たされる可能性もあります。
一方で、
ドローンなどによるロシア国内の石油基地への攻撃は奏功しているようですから
今後、これらがボディーブローのように効いてくる可能性もあります。
両者共にアメリカ大統領選挙までにナントか優位な状況を作っておきたい、
と考えているのでしょうかね?
注視していきませう。

ガザ地区ではポリオ=小児麻痺ワクチン接種のために、
短期間ではありますが、一応停戦状況となっております。
一方でヨルダン川西岸地区では、イスラエル入植者と軍の蛮行が続いてます。
これ、このままでは既成事実化するんじゃないの?
西岸地区はハマスではなく、
アッバスを議長とするファタハが一応パレスチナ人の代表組織ですが、
汚職と無能の代表組織でもあります。
ま、ウクライナにせよパレスチナにせよ、
現行の世界情勢を見るにつけ、
無能組織の栄誉あるチャンピオンが国連であるのは間違いありませんが・・・。

アメリカでは大統領選挙に向けたキャンペーンがたけなわですが、
日本人の目からすれば、
「選挙運動」というよりも単なる「お祭り騒ぎ」にしか見えませぬ・・・。
これ、センセを含めた日本人だけの感覚かと思いきや、
当のアメリカ人たちもそう感じているらしく、
昨日の The Japan News の OPINION コラムでも
"Greatest Show on Earth" であると書かれていた。
舞台上でやたらとハグしたりキスしたり指さしてみたりああしたりこうしたり、
夥しい数の風船を飛ばしてみたりスモークを焚いてみたり、
大音響のロックミュージックに乗って当人が現れたのは良いが、
当の ABBA から
「俺たちの音楽を勝手につかうんじゃねえ~!」と怒られてみたり・・・。
本人だけでなく、
必ず伴侶~家族まで表に出して仲の良いことをアピールしたりする。
記事では「本人の正統性を見せつけるためのパフォーマンスである」
と書かれてましたが、
政治はヒトが行うものであるから単なる主義主張を唱えるだけでは意味が無い!
唱える本人に「戦うチカラ」があるか否かが重要なのだ!
これに加えて「由緒の正しさ」が重要なのだ!
ということなのであろう。
特にアメリカの大統領選においては、
この「国家を代表することの正統性」が重要な意味を持っている可能性もある。
日本や西欧の数か国などの「皇室~王室」を有する国々では
このような正統性はこれらの人々が担っている。
「国家元首」ということだ。
アメリカやロシアのような国では「皇室~王室」がないので、
大統領は自らの正統性を自らでアピール~付与しなくてはならない。
下手すると、ゼロ~マイナスから「創造」して行かなくてはならない。
プーチンの行動を見ていると、これが痛々しいほどまでによくわかる。
キンペー氏においては
「共産党~共産主義の守護人」という正統性を自ら発揮しなくてはならない。
とっくに共産主義とは程遠いクニとなっておりますが・・・。
そう考えると、
国民全体の道徳~潜在的な共同意識や基本的価値観などの体現が求められる
「皇室~王室」の方々の大変なご苦労が偲ばれる。
今は亡き昭和天皇やエリザベス女王の逸話や、
彼女の不肖の孫であるヘンリー王子に対する英国人の国民感情など、
今更ながらに理解できる。
あるいは逆に、ヘンリー王子自身の心の葛藤~行動の迷走もまた、
必ずしも理解できないものではなかろう。
非難はされるでしょうがね。

国家というものは単なる国民の集合体ではなく、
官僚組織と法律のみによって統合できるものでもない。
そういう意味では、やはり、「AI が人類を支配する」ことは原理的に不可能で、
サイエンス・フィクションに限られるお話なのかも知れませぬ・・・。

今月のウクライナ-206

夏休みも研究所に通って庭の芝刈りに勤しんでいたセンセですが、
昨日の猛暑の中、研究所の庭木の剪定作業でさすがに疲弊し、
本日はお休みをとりました。

で、夜になって今現在回復しつつあるので、ブログを更新いたします。

はじめにウクライナのクルスク侵攻局面ですが、
当初センセはドーリットル中佐の B25 による東京空襲みたいなものだろう、
と考えていましたが、どうやらそうではなく、
ヒットエンドランどころか「面」そのものを取りに行っているようですね!

B25.jpg空母ホーネットより発艦する B25   ウイキより
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=53303による
センセが所属していた W 中学/高校にも、
この時の空襲で 1 発の焼夷弾が落とされた、ということです。

主軸は北進し、両翼は「面固め」として動いているようです。
塹壕まで築きつつあるとのことですから、
比較的長期にわたって維持しようとする意図が見て取れます。
特に西ではセイム川にかかる橋をハイマースで二つも落とし※、
逃げ遅れたロシア軍が袋のネズミ状態となっているとのこと。
※三つだそうです※。
※四つになりました WWW※。
※舟橋だそうです※。
※五つになりました。きりが無いので、もう止めます。
この方面のロシア兵の多くが新参の徴兵部隊で、やる気もなさそうなので、
一網打尽も視野に入ってきました。
橋の破壊は、たぶん、ロシア兵を捕獲するのが目的ではなく、
西側からのロシアの援軍阻止が目的なのだろう、と思います。
すなわち、中央軸に対して西側の緩衝地帯を設ける、ということです。
同様に東でも攻勢をかけ、すでにスジャという町を落とし、
さらに東に拡大しつつあるようです。
で、主力部隊の目指す方向にはクルチャトフという町がありますが、
ここにはロシアの原発があります。
この原発を確保、あるいはハイマースなどの射程内におくことによって
ロシアに対する取引材料にする、との説もあります。
なるほど、一考の余地はあります。

例え相手がロシアであったとしても
ウクライナ側から先に原発を破壊すれば
ウクライナ側が世界中から非難されるのは見え見えですが、
それはロシア側も同じなので、
実際には破壊しなくても
「やろうと思えばやれる」という状況を作り上げるのが大事、
ということなのでしょうかね?

ゼレンスキー氏は「緩衝地帯を設けるため」と発表しましたが、
ハルキウ防御のための緩衝地帯にしては部分的に過ぎると思いますし、
停戦交渉時に土地の交換をするためだ、という説もありますが、
同様に、小さすぎると思います。
今後さらに拡大させていくためにはさらなる人員と機材が必要ですが、
兵隊さんと武器弾薬その他関連機材の量には限りがあります。
これはロシアも同じで、反撃がやけに遅いですよね?
ロシア軍の反撃が遅いのを良いことに
ウクライナ軍、調子に乗ってどんどこ北進してしまうと、
これはえらいことになると思いますが・・・。
昔の日本軍とは違って、やらないとは思いますけど・・・。

今一つ分からないクルスク侵攻作戦ですが、
21 世紀版バルバロッサ作戦」として、
ウクライナ側としては久方ぶりに意気が上がる局面である、
とは言えるでしょう。

JU87.jpg東部戦線のユンカース JU87 ストゥーカ急降下爆撃機  ウイキより
Bundesarchiv:https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=5477308による


訃報を一つ。
アラン・ドロン氏が亡くなりました。88 歳。
センセの一つ上の世代の方々が熱中しておりましたが、
四人兄弟の末尾に位置するセンセなので、耳年増ではありました。
太陽はひとりぼっち」とか「太陽がいっぱい」とか、
大洋は三原監督」とか・・・。
ジャン=ポール・ベルモンドとかイヴ・モンタンとか・・・。
NHK 朝の BS ニュースでは、フランスの放送局は昨日~本日にまたがって
追悼番組一色でした。
ナンか、ホント、フランス絡みが多いですね、最近。

センセが実際に見たことのある彼の映画は、「仁義」です。
イヴ・モンタンがライフルをわざと三脚から外して撃つシーンとか覚えてます。
あと、アラン・ドロンと三船敏郎とチャールズ・ブロンソンの
三者そろい踏みの B 級映画がありました。
ウ~~~ン・マンダム・・・」って、懐かしいですね!
千鶴子センセが見たら発狂しそうな内容です WWWWWWWWWWWWW!
あ、あと、ナントかという女子アナさんもかな WWWWWWWWWWWW!


昭和も遠くなりにけり・・・。
心より、お悔やみを申し上げます。



今月のウクライナ-205

オリンピックは終わりましたが、夏休みはたけなわです。
センセは久しぶりに埼玉の春日部にある先祖代々の墓参りをしてまいりました。
先祖と言ってもまだ一等親しか入っていないのですけど・・・。
この先センセも含めてどんどこ入ってもらい、
さざれ石の巌となりて、
もう入りきれずに溢れるくらいになるまでに、
N 山家の YDNA が万世一系に続くといいな、と思ってます WWW。
センセは全く貢献していないのですけどね WWW。
今現在、取り合えずセンセを含めて今後三代は確保しております WWW。

さて、ウクライナ軍ですが、ロシア領内への侵攻を深めております。
お陰で、例のゲラシモフが解任されてしまいました。※
※現在、情報が錯綜しております。
ヒットエンドランで、ある程度ロシア軍を引き付けたらサッサと引き返す、
と思っていたのですが、
しぶとく拡大を続けてます。
ロシア軍も各方面から軍隊を搔き集め、クルスク方面に向けてますが、
手薄になった面を察知されないように、
各地で逆に攻勢をしかけているようです。※
さらにウクライナ侵攻軍前面に塹壕を掘り、
防御態勢の拡充にも努めているようです。
※ロシア領内に侵攻の結果、ウクライナ軍が手薄になった可能性もあります。

ウクライナの狙いは本当にどこにあるのでしょうかね?
待望の F-16 の実戦配備と関係があるのでしょうか?

F-16.jpgアメリカ空軍の F-16 A   ウイキより
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=2149713による

ウクライナにとっては虎の子の軍隊ですから
包囲殲滅されたら取返しのつかないことになると思います。
これに加えて、例のバルト海のガスパイプライン破壊の容疑者として
ドイツ検察はウクライナ人ダイバーを指名手配しました。
WSJ などではすでに指摘されていたことではありますが・・・。
センセは信じていなかったけれど・・・。
これにウクライナ政府~軍諜報部が関与していたのか、
ロシアを含めた他国の関与があったのか、
あるいは純粋に私人として行ったのか、
そこが問題ですが、
仮に私人として行ったとすれば、
お金が絡むのか、あるいは「義憤」に駆られて行ったのか、
そこが問題となりますが、
仮に義憤に駆られて行ったとすれば、
このような状況になると、昔も今も、
言うところの「壮士~浪人」的な連中が現れるものだなあ~
とは思います。
注視していきませう!※

※最新情報によれば、軍情報部によるものだそうです。
CIA に反対されたゼレンスキーは中止を命じたそうですが、
すでに実行部隊が動き出してしまったので
行くところまで行ってしまった、とのことです。
今後の西側への影響も少なからず考えられます。
動機としては「ドイツの尻を叩く」ことなどが考えられますが、
これではドイツ国民、納得いかんでしょう。
ゼレンスキーの今後の西側行脚にも影響があるかと思いますが・・・。


今月のウクライナ-204

研究室の庭の基本的な整備はほぼほぼ完成しましたが ※、
梅雨明けの連日の猛暑のおかげで草木の伸びの早いこと早いこと!
どうぞ HP の「研究所のご紹介」をご覧ください。
芝刈りが終わったと思ったら
法面(のりめん)の雑草の刈払(かりばらい)をしなくてはなりません。
刈払仕事は一日では終わらないので連日エンジンを回し続けてますが、
漸く全てを刈りとったと思ってフッと振り向くと、
数日前に刈った芝生がもう伸びてる!!!
芝そのもの(高麗芝です)は良いとして、
エノコログサメヒシバが芝生に混じってはびこっている・・・。
これらの雑草が穂をつける前に、
何としても刈り取っておかなくてはなりませぬ!
連日の炎天下、このようないたちごっこを毎日繰り広げているセンセですが、
とうとう本日はくたばった・・・。
で、朝からクーラーの効いた部屋でブログを更新しております。
一日からだを冷やせば、
また明日からはイタチの尻尾を追っかける日々が始まります・・・。

さて、まずはこの一週間の世界の出来事からお話していきませう!

パリでは日本選手、悲喜こもごもの戦いを繰り広げておりますが、
柔道団体戦の抽選では思わずのけぞってしまいましたね WWW。
但し、リネール選手との実力差は明白ではありました。
明白であったからのけぞった、と言うことでしょうが・・・。
また、フランスチームの全員が黒人系であったのも印象的でした。
アメリカなんぞは、
黒人選手が居なければメダルの数は 1/3 くらいになるんじゃないの?
加えて現代アメリカの音楽文化、
ジャズやラップや R&B は言わずもがな、
ブラックミュージックの洗礼を受けていないのはカントリーくらい。
現代アメリカ文化から彼らの影響を差し引いたら、
その魅力と世界への影響力は 1/10 くらいになるんじゃないの?もっとか?
それにしてもサニ・ブラウン選手、
9 秒台を出しても決勝に進めないという恐ろしい時代となりました・・・。

柔道団体戦の抽選方式は取り合えずおいといて、
何かと不始末も目に付くパリオリンピック、略してパリリンピックですが、
NHK BS の海外ニュースを見る限り、
地元フランスの放送局は自画自賛一色・・・。
「マスコミの存在意義は権力の批判にあり!」とかナントか
どこかの偉いヒト、あるいは偉そうなヒトが言ってませんでしたっけか?
ま、競技自体はワクワクドキドキで面白いので、
最後まで世界中の選手たちを応援していきませう!

最新のニュース!
いよいよ「クルスク大戦車戦」の始まりか?!
と思いきや、クルスク「ちょこっと」戦車戦でありました・・・。
いずれにせよ、ウクライナがロシア国境を越えてクルスク州に侵攻した!
最初はロシアの義勇軍のサボタージュか、と思いましたが、
どうやら正真正銘のウクライナ軍らしい。
ドローンやミサイルによるロシア領内攻撃はこれまでも行われてきましたが、
今回はこれに加えて戦車を含む地上軍が領内に侵攻したようです。
しかも戦闘は現在も進行中で、
ロシア軍捕虜を連行しているウクライナ軍の映像も流れています。
たぶん、ヒットエンドランで、
ウクライナ側はほどなく撤退するのであろうとは思いますが、
今回の意図がよく分かりません・・・。
単純にロシア側の攻撃軸を分散させたいだけだと思いますが、
クルスク州には天然ガスの輸送拠点や原子力発電所があるとのことなので、
それらを狙っているのだ、という見方もあるようです。
注視していきませう。

バングラデシュのデモが拡大!
ハシナ女性首相が退陣に追い込まれ、国外に脱出!
当面は暫定政権下に!
今の若い人たちは知らないと思いますが、
バングラデシュは以前は東パキスタンと呼ばれ、
現在のパキスタンは西パキスタンと呼ばれて
同一宗教、すなわちイスラムを奉じる一つの国家でした。
インドが英国の植民地から独立した際に
ヒンズーを奉じる地域とイスラムを信じる地域に二分されましたが、
イスラム教徒は現在のインドを挟んで西と東に分散集中していたので
両者併せて東西パキスタンという形で独立することとなりました。
同じ宗教を信じるとは言っても、そもそも言語も民族も全く異なります。
結局のところ、西パキスタンの東に対する差別~搾取が激しく、
これに反発する東が独立運動を開始し、西との間で激しい内戦に突入!
インドがこれに介入した結果、
1971 年、東はバングラデシュ人民共和国として独立を果たしました。
内戦の際の死者数は数十万とも数百万とも言われております。
で、その後のバングラ国内の政治はナカナカ安定せず、
クーデターや暗殺などが頻発。
結局のところネポティズム(縁故主義)に陥り、
今回の結果となり終わり侍りぬ、といった所でしょう。

英国では、
少女三人に対する殺害事件に端を発して大規模な移民排斥暴動が発生!
犯人は移民とは無関係であるにもかかわらず、
どういう訳か移民が標的に!
発足したばかりの労働党政権ですが、沈静化に躍起となっております。

最後にイスラエル vs イラン。
ハマスの最高幹部であったハニヤ氏がイラン国内でモサドに暗殺された!
爆弾を仕掛けられたのかピンポイントにミサイルを撃ち込まれたのか
明らかではないが、
最新情報では、
モサドがイラン革命防衛隊の兵士を買収してベッドの下に爆弾をしかけた、
とのことだ。ホントかどうか分かりませぬが・・・。
その少し前にはレバノンのヒズボラ幹部がイスラエルによって殺害されている。
ネタニヤフ、まさに狂犬そのものだ!
いずれにしても、ここまでメンツをつぶされたイラン、
この数日内にも最大限の報復を行うと宣言してはいるが、
どうやって???
前回と同じくドローンやらミサイルやらを飛ばすのか?
ヒズボラとイエメン・フーシ派と連合して三方から飛ばすのか??
であれば前回と変わらないが、飛ばす数を増やすだけなのか???
それが最大限の報復なのか WWW????
仮に全面戦争を望むのであれば地上部隊を進行させなくてはならないが、
いったいどの経路でイスラエルに進攻できるのだ?
サウジもエジプトもヨルダンも動きはしない。
シリア~レバノンを通っていくしかないが、
途中のイラクには米軍が駐留している。
イスラエルを敵視するトルコが通過を許可する可能性はゼロではないが、
限りなく低いとみるべきであろう。
遠路はるばる紅海をまわって兵隊さんを送り届けるのか WWW?
では、というので地上軍は諦めて、代わりに大型誘導弾を撃ち込めば、
待ってましたとばかりのイスラエルの反撃の嵐が吹き荒れるだけだ。
特にネタニヤフの狂犬ぶりを見る限り、
ここぞとばかりに情け容赦なく打ち込んでくることであろう。
下手すると、例の物をぶち込む可能性もゼロではない。
北朝鮮とは違ってイスラエルはンコなんぞはぶち込まんぞ!
連中の戦いぶりを見る限り、何でもありだわ。
先に手を出した方が全面的に悪い、
それが彼らの哲学だわ。
長崎の平和式典で大使を送る送らないで揺れているが、
先に手を出した日本が全面的に悪いから原爆を落とされても仕方がない、
という米国の論理と全く同じ理屈。
自分たちで決めたはずの「非戦闘員に対する人道的配慮」なんぞはどこ吹く風。
「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」
という文言の意味が全く分からない、
あるいは分からないふりをしている連中なのだ!


たった今、入ってきた情報!
宮崎県南部で震度 6 弱とのこと!





乳酸菌学会発表のお知らせ

連日の猛暑ですが、パリが燃えております。
列車ですらも、燃えております。
開会式も賛否両論、世界中で、燃えております。

で、長野の研究所も、所員一丸となって、夏空の下、燃えております。
2024 年 7 月 20 日、
神奈川県相模原市の麻布大学で開催された日本乳酸菌学会にて、
清水美帆研究員が研究発表を行いました!


2024 乳酸菌学会-2.jpg左から、岡田所長、清水研究員、中山顧問です。


演題は
ヘテロサイクリックアミンに対する乳酸菌から溶出される
抗変異原性物質の単離同定と吸着性への影響
です。
難しそうですね!
詳しい内容は、そのうちに HP でご紹介する予定ですので、
ここでは省略。

で、上記テーマはテクノさかき研究室時代から 20 年近くにわたって
追及してきたテーマですが、
ことしになって、遂にその本体が明らかとなりました!
その本体に関しても、HP でそのうちにお話いたします。

いずれにしましても目出度いことですので、
学会発表後、清水研究員の努力を称え、研究所で表彰式を行いました。
以下、表彰式の様子です。


図1.jpg表彰状を読み上げるセンセと神妙な面持ちの清水さん



図2.jpg賞状の文面です。



図3.jpgおめでとうございます!



図4.jpg金一封を進呈。センセのビール券です WWW。
ナンか、前回の前沢さんのときよりも、
センセの頭頂部の髪が少なくなったような気がしますが・・・。

気のせいですよね!



図5.jpg前沢さんも加わって皆で写真撮影。
岡田クンは写真係です。


これでセンセの研究も一区切りを迎えました。
成功をもって研究を区切るのは研究者冥利に尽きる、と言えませう。
来月早々には New Food Industry 誌にセンセの新たな論文が掲載されますので、
これも HP で近々に紹介予定です。
論文のテーマは今回の発表とは別物ですが・・・。

段々と手仕舞い仕事が増えてきましたが、まだしばらく続きそうです。
けれども、当面は研究所の庭仕事に全力を傾けなくてはなりませぬ!
♪ ギラギラと輝く太陽を背に受けながら・・・。

因みに、彼女の素顔です WWW。
個人的にはこちらの方がよっぽどヨロシイ!と思うのですが・・・。


今月のウクライナ-203

バイデン氏が漸く降りて副大統領のハリス氏に代わった。
大して変わりはないからトランプ優勢!
とのセンセの基本的見方は変わりませぬが、
いや、ことによるとことによるかもしれない。

アメリカの政治的分断と
両陣営のパルチザン的態度には非常に大きいものがあるため、
トランプ狙撃事件もバイデンからハリスへのすげ替えも
さまで振り子を大きく揺らすものではないのかもしれない。
先のフランス選挙の結果を見ても分かるように、
「これでもらったも同然!」との見方が油断を生むかもしれない。
対する陣営は当然大いに危機感を抱くので、
一発逆転の大番狂わせが生じるかもしれない。

ま、選挙結果を待てばよいだけのハナシではあります。
パリ・オリンピックの後はアメリカ大統領選挙。
今からワクワクドキドキが止まりませんね!

で、最近ではとんと話題にものぼらない反捕鯨団体のシー・シェパードですが、
そこのボスみたいのが※グリーンランドでデンマーク警察により捕まった。
例の、捕鯨船に体当たりとかしていた連中だ!
で、このオトコ、日本政府によって国際指名手配されていたそうなので、
デンマーク政府は彼を日本に移送する可能性。そこまでは良い。
問題は、どういう訳かフランスこれに首を突っ込んで反対している、
ということだ。
※過激過ぎて、現在ではシーシェパードからも追い出されているそうです。

オーストラリアやニュージーランドあたりが反対するのならまだ分かるが、
なんでフランス?なんでマクロン?しかも反対の理由は?
この問題、センセが毎朝欠かさず見ている NHK BS の海外報道で流していたが、
いわゆる「識者」が登場して、
環境保護活動している者を逮捕するのは間違っている!
的なことを言い放った!
すなわち、「造反有理革命無罪」と言うことで、
未だにこのレベルでものを言う人間がいるものだ!と、
センセは妙に関心してしまった。
なるほど、
地球温暖化否定派の先鋒であるトランプ氏に代表されるような勢力が
勢いを増す理由が良く分かる。

そもそも捕鯨と環境保護の関係は?
この問題に関しては色々なことを指摘できるが、
物事を科学的に考えることができるヒトであれば
そんなに難しいハナシではない。
問題は、物事を情緒的にしか捉えることのできない連中が少なからずいる、
ということだ。
日本人としては、フランス人が、
カエルやカタツムリはよいとしても、
アヒルに無慈悲にも強制的に餌を食べさせて作らせた脂肪肝を食べて
Trévian!とか言ってる分には構わないから、
どうぞお前様方も日本人が鯨肉を食うに口を挟まないでおくれなもし・・・。
おまけにそんなに大層食べてはいないぞなもし・・・。

今月のウクライナ-193」で
「フランス人は矛盾の塊」的なことを言いましたが、
矛盾、というよりもむしろ「偽善」と言う方が正しいかな?
もちろんフランス人全員がそう、という訳ではないのでしょうがね。
それにしても最近、フランスが絡んだハナシが多いね!


さて、東アジアの歴史を話す段において、
朝鮮半島の国々の成り立ちを今一度おさらいしておきたいと思います。
過去ログで結構お話しているので、
ざっと目を通しておいてくださると助かります。
具体的には、
今月の書評-68」あたりから「~98」あたりくらいまでになります。
現在の半島の人々は、
遼河文明の生き残りである N 系の連中、
北方由来のエヴェンやエヴェンキなどのツングース-1 系、
濊貊や高句麗の流れをくむツングース-2 系、
契丹やモンゴル帝国などのモンゴル系、
歴代中国王朝による属国的支配、
そして水田稲作と海士漁をもたらした南方民、
さらには呉・越の崩壊によって流入したであろう連中など、
多種多様な民族の混合によって形成されています。
最終的にこれらを統一したのが新羅、ということで、
新羅が現代の半島国家にもたらした影響は大きい、と言えます。
半島の歴史には「倭」も大きく関わっているので、
そこまで話すかどうか、ちょと迷っているところです。





今月のウクライナ-202

文字通り間一髪の差で昇天を免れたトランプ氏ですが、
右耳に勲章代わりの包帯を巻いて共和党大会に元気な姿を現した!
まことにタフなものだ。
狙撃場面もピューリッツァー賞受賞の経歴を持つ写真家によって撮られ、
硫黄島の摺鉢山で星条旗を掲げる海兵を彷彿とさせる一枚となり、
早くもミームとなってネットで拡散!
中国製 WWW の T シャツまで売られる始末 WWW。
で、つい先ごろまで大統領指名候補の座を争ったライバルの一人、
女性候補のニッキー・ヘイリー氏までトランプへの支持を表明。

候補戦ではあれだけボロクソに言っていたくせに・・・。

で、トランプ、副大統領候補として J・D ヴァンス氏を指名した。
「ん?どこかで聞いたことある名前だな?」と思ったセンセ、
「ひょっとしてあれか?」と本棚を探したら、あったあった!
ヒルビリー・エレジー」という本だ。
エレジーとは「哀歌」という意味だ。
あがた森魚の「赤色エレジー」でおなじみだ。
って、若い連中は知らないと思うので、リンクしときました。
で、ヒルビリーというのは
アメリカ東部のアパラチア山脈辺りに住む貧しい白人連中のことを指す。
センセの過去ログでも一度言及したことがある。
で、2017 年に訳本が出たときに買って読んだ。

面白くなかった・・・。

アパラチア辺りになぜ一定数の貧しい人々が居て、
しかもなぜ彼らは白人なのか、
そこらへんの事情を歴史学的に述べた本なのかと思いきや
単にヒルビリーに出自を持つヴァンス氏個人の自分史に過ぎなかった・・・。
センセの場合、
ホントに心に響いた映画や本などは何度も見返す読み返すものなのであるが、
この本は一度読んで終わり。
しかもわずかな印象すら残っていない。
今回のマスコミの紹介で初めて
「ああ、そういえばそういう本だったなあ~」と思い起こしているだけだ。

「知られざるアメリカ」的なことを描いた本の中で
センセが最も印象に残っているのが
Peter Jenkins というヒトが 1978 年に書いた
A WALK ACROSS AMERICAという本だ。
訳本はない。
センセはペーパーバックを買って読んだ。
あの狂瀾怒濤の 60~70 年代が一段落したアメリカでは
多くの若者が新たなアイデンティティーを求め、
いわゆるバックパッカーとなって国内~国外を放浪した。
Jenkins 氏もまたリュックサックを背負い、
相棒の犬を連れてアメリカ国内の旅に出る。
もちろんアパラチア山脈にも足を踏み入れる。
各地で色々な人々に出会い、触れ合い、学んでいく。
登場人物は全て有名人とは程遠い普通のアメリカ人だ。
で、アメリカ人、まことに色々な人々で構成されているのだな、
アメリカという国には
当時の TV や映画や音楽で紹介されていた華やかなものだけではなく、
多くの日本人が知らない側面がホントにたくさんあるのだな、
ということがすぐ分かる。
しかも何の色眼鏡もかけていない
若い Jenkins 氏が見たまま感じたままの人々がそのまま描かれている。
当時は同じく若かったセンセも大いに触発されて
「俺もリュックを背負って世界貧乏旅行をするのだ!」
などと本気になって考えたものだ。
ま、若い連中はどこの国でも、今の時代でも、同じものだとは思うが・・・。

それが若さというものさ!

英文は非常に平易で読みやすいので、
どうぞ興味のある方はご一読ください。
今少しチェックしてみたら、アマゾンに古本があるようだ。
但し¥1~2 万台とプレミアムがついてめちゃくちゃ高くなってるので
根性の有る方だけにお勧めです!

で、ハナシは戻って副大統領候補のヴァンス氏であるが、
言ってることはアメリカ第一主義でトランプ氏とあまり変わらないが、
当初はトランプが嫌いだったらしい。
けれども実際に会ってみたら取り込まれ、
その後は熱烈に支持する形になったようだ。
よくあるハナシ。
ということは、
今現在 99% の確率でトランプ次期大統領となる可能性が高いが、
次期大統領と次期副大統領のペアは、
国内向けには多少のアメをバラまきながらも
国外的には前回にも増して塩辛い対応を行う可能性が高いということだ。
但しヴァンス氏、前回のボルトンやらペンスやらその他やらと同じく
そのうち愛想をつかして袂を分かつ可能性もゼロではない、
と、個人的には思っているが・・・。
さて・・・。






今月のウクライナ-201

今月のウクライナ-194」↓で
「トランプ氏が大統領に選ばれたとしたら何らかの擾乱が生じる可能性大!」
と述べましたが、
選ばれる前に早くも生じた!
演説中の狙撃だ!
やけに井上アナ(二郎の方ね)とののかの顔が暗いな、と思っていたら
いきなりの場面が飛び込んできた!
おかげで NHK の日曜の朝のセンセの必見番組、
「さわやか自然百景」も取りやめ!
代わりにジンベエザメを見る羽目となってしまった・・・。
これはこれで良いけど・・・。

で、パンパンと音がした方向に顔を向けたその瞬間、
右耳を齧ったのか貫通したのかは定かではないが、
トランプ氏、耳を押さえてしゃがみこんだ。
間髪を入れずに SS が取り囲み、車に誘導したが、
こぶしを挙げて「俺は大丈夫だ!」とアピール!
画面からは、明らかに右耳から出血しているのが分かる。

で、犯人は SS に反撃されたのか、死亡したとの情報。
会場の民間人であろうか、他に 1 名死んだとのことだ。

大統領の狙撃事件はアメリカではおなじみではあるが、
日本の安倍元首相や岸田首相の件もあり、
国を率いる者、やはり命を的(まと)に行うものであるなあ~
とはつくづく感じる。

で、トランプ氏、まずは軽傷であろうし、
これにビビッて選挙から降りるタマではない。
右耳の傷を勲章代わりにして、さらに優位に選挙戦を進めるであろう。

民主党の重鎮連、泣きっ面に蜂、の心持ちであろうことよ!

※追伸:古江ちゃん、メジャー優勝おめでとう!!!